手塚治虫の異色の名作「ユニコ」が水樹奈々の声でよみがえる

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エイベックス通信放送が運営する携帯専用放送局「BeeTV」で、手塚治虫の名作「ユニコ」がムービーコミックとして配信されることがわかった。

◆「ユニコ」の画像、水樹奈々の画像&コメント全文

「ユニコ」は、一角獣(ユニコーン)の子供、ユニコが主人公の物語。原作漫画は、サンリオが発刊していた『リリカ』で1976年に連載を開始。当時、海外版を作る計画もあった『リリカ』は、アメコミと同じ横書き左綴じという、日本では斬新な体裁の雑誌だった。当然、「ユニコ」も左開きで描かれ、連載開始当初はオールカラー、そしてコマの外枠をはみ出してページの端いっぱいまで絵が続く“裁ち切り”を、全ページにわたって採用。膨大な手塚作品の中でも唯一の体裁をもった作品で、知る人ぞ知る異色の名作とされている。またその後、学年誌や絵本などでリメイクされ、短編含み3本の映画が製作されるなど、女児児童を中心に「ユニコ」の人気は拡大し、いまだにその支持は根強い。

今回BeeTVでは、すでに絶版となっているオリジナルの『リリカ』のオールカラー版を、BeeTVならではの音声台詞やSEやエフェクトを効果を加えて再現。主人公のユニコ役には、2009年の『NHK 紅白歌合戦』にも出演し、最新アルバム『IMPACT EXCITER』がオリコン・アルバムウィークリーチャート2位(7/19付)にランクインした水樹奈々を起用。“漫画の神様”手塚治虫の作品と、人気・実力ともに声優界トップの水樹奈々による夢のコラボが実現した。

主人公・ユニコの、いつも一生懸命、まっすぐさを出せるように心がけたという水樹奈々は、今回の手塚作品への出演について「幅広い世代の方に知られる名作に出演させていただき、とても光栄です! 大人から子供まで、男女問わず楽しんでいただける作品です!みなさんぜひ見て下さいね。」と、コメントしている。

【「ユニコ」 作品概要】
ジャンル:Beeマンガ
配信開始日:8月1日  
更新日:毎週水曜日更新(全20話)  
配信尺:1話当たり、約6分
原作:手塚治虫  
企画:柳﨑芳夫/高橋利明  
プロデューサー:龍貴大/平木美和
演出:鳥尾美里  
映像効果:村上愛  
音響効果:田久保貴昭 / 牧瀬能彦
協力:手塚プロダクション 
制作協力:アックス / TIP TOP
制作:東通 
製作:BeeTV  
著作:Tezuka Productions・BeeTV

声の出演:
ユニコ/水樹奈々
ビーナス/豊口めぐみ チャオ/深町彩里 ティピ/宮田幸季
(c)Tezuka Productions・BeeTV

◆BeeTV
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