リチャード・アシュクロフト、新作発売

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ビートとヒップ・ホップを大胆に取り入れたソウルフルなロック・アルバム『ジ・ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンド』が、7月21日にリリースされた。

◆「Are You Ready」PV映像

当初は2006年リリースの『キーズ・トゥ・ザ・ワールド』に続く4年ぶり通算4作目となるリチャードのソロ作品として企画されていたが、メアリー・J・ブライジらと共演歴のあるギタリストのスティーヴ・ワイアマン、ベースにドゥウェイン“DW”ライト、ドゥウェインの兄弟でトニ・ブラクストンらとも共演しているデリック・ライトと新たにバンドを結成し、リチャード・アシュクロフト&ジ・ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンド名義でのリリースとなったものだ。


プロデューサーにジェイ・Zやコモンの作品で知られる、シカゴ出身でヒップホップ界のパイオニア・アーティスト/プロデューサーのNo.I.D.を迎え、ニューヨーク、ロサンゼルス及びロンドンでレコーディングされ、ストリング・アレンジメントには、アレサ・フランクリンからアウトキャスト、マイケル・ジャクソンの『オフ・ザ・ウォール』のストリングス・スコア等、幅広い作品で知られる伝説的存在のアメリカ人プロデューサー/コンポーザー、ベンジャミン・ライトを起用している。まさに、タイトルどおり、サウンドの国際連合となっている。

「10代の終わり頃、グラム・パーソンズが目指していた『コズミック・アメリカン・ミュージック』ってものについて本で読んだんだけど、それがずっと俺の頭の中にこびりついていたんだ。音楽のルーツってやつを根元から引っこ抜いて、それを何か新鮮なものに変換しようという、そういった野心的なアイディアがずっと心に焼き付いてたんだよ」──リチャード・アシュクロフト

アシュクロフトがこれまで世に送り出してきた数々のアルバムの中でも、最もまとまりがあり、全編に様々な音楽への真摯な情熱が溢れた作品がこの『ジ・ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンド』なのだ。

この新作を引っさげ、ジ・ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンドを率いて、<サマーソニック2010>での再来日パフォーマンスも楽しみだ。<サマーソニック2008>でみせたザ・ヴァーヴ奇跡のパフォーマンスは衝撃的だったが、今回もリチャードの強烈な個性に加え、新機軸のロック・サウンドをステージから撒き散らしてくれることだろう。

『ジ・ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンド』
7月21日発売
TOCP-66939 ¥2,500(税込)
※国内盤特典:ボーナス・トラック1曲追加収録、解説、歌詞、対訳付

◆リチャード・アシュクロフト&ジ・ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンド・オフィシャルサイト
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