サンボマスター×クーラ・シェイカー、異色過ぎるコラボイベント開催

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2010年7月5日、ニュースで情報をお届けしたとき、多くのリスナーがうへ?と首をかしげた、思わぬコラボイベント。サンボマスターとクーラ・シェイカーが意気投合という異色コラボだ。

◆サンボマスター×クーラ・シェイカー画像

さかのぼること約3年前、ソニー・ミュージックのオフィスで、偶然にも隣り合わせの部屋で同じ時間帯にそれぞれの取材を行っていたこの2組は、関係者・担当者が席をはずした取材の合間に、言葉の壁を突き破り、いつの間にか意気投合。あれから月日が流れ、2010年4月に5作目となるアルバム『きみのためにつよくなりたい』をサンボマスターが発表すると、6月にはクーラ・シェイカーが4作目となるアルバム『ピルグリムス・プログレス』を追うように発表。

3年前の対面でお互いを見初めあった彼らが、2010年7月30日(金)東京都内某所にて、ついにそのROCK魂=愛をかけ、惹かれあうように激突したというわけだ。

今回のスペシャルコラボ、こりゃ観とかにゃあかんと、多数の応募が殺到。激戦を勝ち抜いたオーディエンスが待ってましたと言わんばかりに会場を埋めつくし、開演前の会場には期待と熱気がたちこめていた。

イベント冒頭、まずサンボマスターの3人が登場。切なくも力強い歌詞と旋律で繰り広げる圧倒的な音世界でオーディエンスを魅了し、一気に会場は熱気沸騰。続いて、ベテランのクーラ・シェイカーが滅多に観ることのできない激レア・アコースティック・セッションで迎え撃った。デビュー当初からインド風サイケ・サウンドを真骨頂としてきた彼らの楽曲をアコースティックだけで表現することにより、実に荘厳な世界を作り出す。まさに静と動。

お互い約25分のセットを終え、最後はそれぞれ強い影響を受けたというヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「ワット・ゴーズ・オン」のカヴァーをジャム・セッション。まるで闘いのあとの愛の抱擁のようなこのセッション、両者の間に共通の音楽が介在していたことも驚き。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドをカバーしちゃうという両者の尖り具合も、あっぱれだ。

この模様のダイジェスト映像は、それぞれの公式サイトにて、8月20日より期間限定でストリーミング配信されるという。まさしく必見。忘れないよう、今のうちにスケジュールにチェックを。

サンボマスター
1.美しき人間の日々
2.アイ ウォン チュウー
3.ラブソング
4.そのむくもりに用がある

クーラ・シェイカー
1.オフィーリア
2.ピーター・パンよ、安らかに
3.メドレー(モダン・ブルーズ~エンド・オブ・ザ・ワールド~303~ハッシュ)
4.シャワー・ユア・ラヴ
5.ゴーヴィンダ

ジャム・セッション
・ワット・ゴーズ・オン(ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァー)

◆サンボマスター オフィシャル・サイト
◆クーラ・シェイカー オフィシャル・サイト
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