THE NEUTRAL、海の日恒例ライブは仕込みなしのサプライズ

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2010年7月19日、18時。SHIBUYA PLEASURE PLEASURE。以前、映画館だったホールがそのままコンサートホールになった場所。ここで、海の日恒例THE NEUTRALのライブが開催される。ホールは満席。立ち見も出る大盛況。

◆THE NEUTRAL画像

海の日と2月に行なわれるTHE NEUTRALのワンマンライブ。私は、3度目の体感だ。彼らのライブは、毎回いろんな趣向が凝らされている。今回は、2009年同様にうちわ、そして、意味不明なんだけど3D用のメガネが配布された。さて、何が始まるのか?

スタートは新曲「素晴らしき世界の鐘の音を鳴らせ!」。CDはライブ会場での販売なので、お客さんにとっては聴いたことがない曲。なのに、一斉に全員が立ち上がり、一気に盛り上がる。これが彼らの力だ。そして、2曲目には、みんなの知っている曲で、一段と会場を沸かせる。

彼らの曲は、ジャンプするものも多く、このホールが6Fであること、以前は映画館であったことを思って、一瞬不安になる(Blogによるとスピーカーが倒れるというハプニングがあったよう)が、4曲を終えてMCへ。

「まさかの新曲でのスタートでした。そして、続くは明るい別れの歌を書きたかった」という言葉で「さよなら僕らの1DK」へ。夏祭りをイメージしたライブ。ライブの途中ではスイカ割りも! そんな遊び心をいれながらライブは進行する。

そして、アコースティックコーナーへ。いかにもバラード歌いますという雰囲気になるのが、また彼ららしい。「3minutes」は、ちょうど3分の歌。ステージには、カップラーメンが運ばれ、しげるがおもむろにお湯をいれ、歌は始まる。そして、歌が終わり。想像通り、彼はカップラーメンを食すのだ。その後は、キーボードが登場し「フレーフレーフレー」。

と、ここでテレビモニターが登場。大物演歌歌手の方からのメッセージが届いていますということで、画面に登場したのは、ビート亭ダイスケ(ドラムのダイスケのanother face)だ。THE NEUTRALへのメッセージとともに、演歌を歌う。その後、入場時に手にした3Dメガネをかけるようにと指示が。その瞬間。ビート亭ダイスケは、画面を飛び出し舞台に(というか、3Dという設定です)。ステージでもう一曲。3Dメガネをはずしているお客さんにはすかさずチェックをいれたり。

今回も、存分に楽しませていただきました。そして、ダイスケが戻る間、しげるが考案したという新たなるゲームを。アルペジオが流れたら、いい話するゲーム。ギターで、アルペジオが流れたら、どんな話をしていても、いい話に持っていくというものだ。そんなことを楽しみつつ、メンバーが揃ったところで「パンとピストル」。ライブラストは、盛り上がる曲をたたみかけてくる。

そして、アンコール。「Life」の文字が入ったTシャツに着替えて登場。もちろん、アンコールでも新曲を。そして、ラストは「雨上がり」。そして、終了。客電が付き、帰る人も。アンコールの声が止まらないので、しばらく待ってみたものの、もう終わりだな、と思って。ホール外へ。知り合いと少し話しているうちに、なんと「もう1曲やるそうです」という声が。完全にホールから出ていたお客さんも再度入場。でも、もうエレベーターで降りてしまった人もいたはず。本当にこれは、仕込みなしのサプライズ!

「一生懸命」をラストに歌い、ライブは終わった。2010年の夏の想い出。絵日記に、THE NEUTRALのライブを書いておこうかな。

<THE NEUTRALライブ>
2010年7月19日
@SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
・素晴らしき世界の鐘の音を鳴らせ!
・僕のロックンロールは正しくないんだ
・僕は空飛ぶ本屋さん
・チャンスはそこだ!
・さよなら僕らの1DK
・ちびとふとっちょ
・花束の日 々
・時々 僕が思うこと
・3minutes
・フレーフレーフレー
・ドラ息子/夏祭り(演歌)
・パンとピストル
・輝け!オレの30代
・シンプルマン
・君に届け
Encore1
・映画を観に行こう
・流星のファンファーレ
・雨上がり
Encore2
・一生懸命

「素晴らしき世界の鐘の音を鳴らせ!」
※ワンマンライブ会場にて限定発売。

<誕生会2011「素晴らしき流星のファンファーレを鳴らせ!」>
2011年2月26日(土)
@Shibuya O-EAST
open 16:30 / start 17:00
前売り ¥3,800 (ドリンク代別)
[問]DISK GARAGE 03-5436-9600

◆THE NEUTRALオフィシャルサイト

[寄稿] 伊藤 緑:http://www.midoriito.jp/
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