オオゼキタク、ゆったりライブで心をほぐす

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2010年8月8日(日)、渋谷の「多作」というライブハウスで、オオゼキタクのワンマンライブを久しぶりに見た。

彼のことは、もう10年くらい前から知っている。そう、以前渋谷で路上ライブをやっていた時も見ていた。あれから10年か~、とちょっとしみじみする。

今回のライブ、昼間の時間帯には都営荒川線を使った納涼電車ライブを行ない、夜はライブハウスでのライブという2本立てだ。荒川線でのライブは、ヘッドマークを付けて、第1便13:00~早稲田発→三ノ輪橋行き、第2便14:00~三ノ輪橋発→早稲田行きで行なわれた。

そして、夜は「納涼夏ワンマン」と名づけられたライブだ。前回のライブもワンマンだったそうで、ワンマンぶりのワンマンということだ。今日は「好き勝手やりたい」という言葉も。2部制で行なわれる今回のライブ、前半は彼の弾き語り、後半は懐かしいメンバーとの3人体制だ。

冒頭で、彼は音楽と自分の関係について語る。音楽に関わるものにとってこの10年は大きく時代が変わった時間だ。その中で、彼はいろんな体験をし、そこから何かを感じ、これからの自分を設計しているのだろう、ということが感じられる。

「今日はゆるゆる楽しんでいただければ」という言葉とともに、1曲目がスタート。懐かしい曲があり、出来たばかりでまだ公には歌っていない曲もありの自由なオオゼキタク・タイム。50名ちょっとでいっぱいになるハコは満席。チケットはSOLD OUT。彼のことをずっと見てきたファンがいることも同時に感じざるを得ない。

前半ラストソングは「ほのかたび」。時刻表の表紙の写真などを撮っている鉄道写真家の中井精也さんの写真展のテーマソングとして書かれた曲だ。そう、彼は鉄道に関するBlogを持つというシンガーソングライターなのだ。

15分の休憩をはさんで、後半戦へ。もう長い付き合いだというメンバーと息のあった演奏を見せてくれた。また、「恋オーラ」では、観客のコーラスとともに、ライブハウスのオーナーも参加しての大ハモリ大会。会場がひとつになる温かいライブだ。

「ヒバリ」では弦が切れ、その間にライブの告知を行ったり。そんなアクシデントも楽しめるライブだった。

ライブ終了後、オフショットを撮らせていただいたので、その写真を合わせて、掲載させていただく。

第一部
・ひまわり
・旅人
・楽勝
・相談
・ほのかたび
・他数曲
第二部
・綱島ラブソング
・ドリンクバー
・恋オーラ
・夏のチカラ
・渚エレジー
・声が嗄れるまで
・涙色
・青空
・ヒバリ
・パズル
・レモン
ec
・ハーフムーン。

<会場音霊 OTODAMA SEA STUDIO>
2010年8月11日(水)
開場時間13:00 開演時間13:30
@神奈川県逗子海岸
前売\2,800(ドリンク別) 当日\3,300(スタンディング・D別・IDチェック有)
出演:オオゼキタク/カラーボトル/aluto/千綿偉功/吉田山田/たかび/上間善一郎/我那覇美奈/高橋ちか/福井舞

<SIOプレゼンツ「窓の向こうの空」vol.20>
2010年9月23日(木祝)
@高田馬場天窓.comfort
18:30 開演:19:00
\3,000/当日\3,500(+D)
出演:SIO/オオゼキタク

◆オオゼキタク・オフィシャルサイト
◆オオゼキタク Official 鉄道Blog「マジで終電5秒前」

[寄稿] 伊藤 緑:http://www.midoriito.jp/
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