ザ・ビートルズ、赤盤&青盤が最新リマスターで10月18日発売

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世界一有名なベスト盤と言える『ザ・ビートルズ/1962~1966』(通称:赤盤)、『ザ・ビートルズ/1967~1970』(通称:青盤)が、1993年の初CD化以来初めて、最新リマスター音源で登場、10月18日(北米は10月19日)に世界同時発売されることとなった。

◆ザ・ビートルズ赤盤&青盤

アルバムは各2枚組で、価格は2,600円といううれしい期間限定特別価格。更にオリジナルのライナー・ノート、貴重な写真等が収められた新しいブックレットが付属する。2009年のリマスター作品の登場ですっかり全ての作品が最新リマスターで塗り替えられた気になっていたが、そういえば、確かにこの赤盤と青盤が残されていた。

この赤盤、青盤は1973年にレコードで登場、ジョージ・ハリスンが選曲にあたったと言われており、1962年のレコード・デビューから1970年のバンド解散までの全時代の中から代表的な54曲を収録している。通常のベスト盤にしては曲数が多いが、シングル・ヒット曲はもちろん、「イン・マイ・ライフ」「ノルウェーの森」「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」など、もともとシングル・カットを意図していなかったアルバムの中の1曲でも、誰もが知るお馴染みの名曲が多数存在する。そんな有名曲をほぼ全て網羅しているのがこのベスト盤だ。

ビートルズ解散後、常に新たな世代のビートルズ・ファンを生み出すきっかけを作ってきたこの赤盤と青盤であり、日本では1973年の発売以来、現在まで赤盤、青盤あわせて350万セットのセールスを記録。またアメリカでも3,000万セットの売上げを記録しており、ザ・ビートルズ史上最大のセールスを記録している。こと高度成長の昭和を生き抜いてきた輩であれば、なぜか一家に一枚必ずあった作品のひとつではないだろうか。カーペンターズ、サイモンとガーファンクル、そしてこの赤盤と青盤あたりは、多くの家庭のステレオを鳴らした時代の象徴でもあるのだ。

偉大なビートルズの偉大なベスト・アルバム、全ての曲をオリジナルアルバムで持っていても、赤盤と青盤だけは押さえておきたいという、不思議な魅力をもった名盤中の名盤だ。

『ザ・ビートルズ/1962~1966』(通称:赤盤)
DISC-1
1 ラヴ・ミー・ドゥ
2 プリーズ・プリーズ・ミー
3 フロム・ミー・トゥ・ユー
4 シー・ラヴズ・ユー
5 抱きしめたい
6 オール・マイ・ラヴィング
7 キャント・バイ・ミー・ラヴ
8 ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
9 アンド・アイ・ラヴ・ハー
10 エイト・デイズ・ア・ウィーク
11 アイ・フィール・ファイン
12 ティケット・トゥ・ライド(涙の乗車券)
13 イエスタデイ
DISC-2
1 ヘルプ
2 悲しみはぶっとばせ
3 恋を抱きしめよう
4 デイ・トリッパー
5 ドライヴ・マイ・カー
6 ノーウェジアン・ウッド(ノルウェーの森)
7 ノーホエア・マン(ひとりぼっちのあいつ)
8 ミッシェル
9 イン・マイ・ライフ
10 ガール
11 ペイパーバック・ライター
12 エリナー・リグビー
13 イエロー・サブマリン

『ザ・ビートルズ/1967~1970』(通称:青盤)
DISC-1
1 ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
2 ペニー・レイン
3 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
4 ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
5 ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ
6 ア・デイ・イン・ザ・ライフ
7 オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ(愛こそはすべて)
8 アイ・アム・ザ・ウォルラス
9 ハロー・グッドバイ
10 フール・オン・ザ・ヒル
11 マジカル・ミステリー・ツアー
12 レディ・マドンナ
13 ヘイ・ジュード
14 レボリューション
DISC-2
1 バック・イン・ザ・U.S.S.R.
2 ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
3 オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
4 ゲット・バック
5 ドント・レット・ミー・ダウン
6 ジョンとヨーコのバラード
7 オールド・ブラウン・シュー
8 ヒア・カムズ・ザ・サン
9 カム・トゥゲザー
10 サムシング
11 オクトパス・ガーデン
12 レット・イット・ビー
13 アクロス・ザ・ユニバース
14 ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
*期間限定特別価格:各2,600円(税込)

◆ザ・ビートルズ・オフィシャルサイト
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