ブライアン・ウィルソン、ガーシュウィンを「ブライアン仕立て」に

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ブライアン・ウィルソンが、1920年代に活躍した作曲家:ジョージ・ガーシュウィンの作品の中から未完成曲2曲を含むいくつかを独自にアレンジし、アルバムとして発売するという。ブライアン・ウィルソンは、ガーシュインの遺産である104曲に及ぶ未完成曲の中から選曲して使用する特別な権利を、親族から与えられたというのだ。

◆ブライアン・ウィルソン画像

その編曲過程を「ブライアン仕立て」と呼ぶ彼は、LAタイムズ紙に対し「だいたい30~45秒間くらいのコード進行があるんだ。音楽だけで歌詞はないよ」「僕たちは104曲全部を聞いて、最終的に気に入った2曲を選んだんだ。既にあるテーマに付け足す形で作曲したのさ」と答えている。

「コードを数ヵ所変更したり、そこから借りてきたりしたよ。僕たちの曲の感じは残っているし、彼の雰囲気だけをもらったのさ」──ブライアン・ウィルソン

ガーシュウィン財団は、今回ブライアンに許可を与えた理由を、彼と故ジョージ・ガーシュウィンの間に「自然なつながり」があると感じたためだとしている。ジョージ・ガーシュウィンの甥の息子で、同財団の理事を務めるトッド・ガーシュウィンは、「彼らは異なる時代に作曲しているものの、2人の間には自然なつながりがあると感じるんです」と話している。ブライアン・ウィルソンは、ブライアン・ウィルソン・バンドのメンバーであるスコット・ベネットと共に、新曲の「ザ・ライク・イン・アイ・ラブ・ユー」と「ナッシング・バット・ラブ」の作詞を行なったようだ。

BANG Media International
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