トリヴィアム、「より強くてエネルギッシュに」

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トリヴィアムが2008年発表の『将軍』に次ぐ新たなアルバム制作に向け動き出したようだ。

2010年10月、地元フロリダのサンフォードにあるAusiohammerスタジオに入る予定で、マシーン・ヘッドやスリップノット、フィア・ファクトリー、ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインらを手がけてきたコリン・リチャードソンとマーティン"Ginge"フォードがプロデューサーとして迎えられるとのこと。

──アルバム制作のプロセスについて

「『将軍』のツアー(Into the Mouth of Hell Weツアー)が終わったのが2010年3月の終わり頃で、俺たちは2011年の2月か3月までニュー・アルバムをリリースするつもりはなかった。だから2010年の残りはニュー・アルバムの楽曲作りに当てる事になって、とても順調に進んでるよ。焦る必要がないからね。今回のニュー・アルバムでは、俺たちは他のどのアルバムよりもたくさん作業している。今出来てるものはマジで最高だし、作っていてすごく楽しいんだ」

──新たに加入したドラマー、ニックについて

「彼は俺たちの楽曲作りのスタイルに合っていると思うね。俺たちは速くてへヴィな曲を多くプレイするけど、彼のドラムもへヴィで攻撃的だからね。だから俺たちはただトリヴィアムの曲を書けばいいんだ。彼のドラムのスタイルはエネルギーと強さを音楽に与えてくれる。彼の演奏はすごくクールでクリエイティヴだから、とても面白くなるし、俺たちの音楽はレベル・アップしてるよ。それに彼は呑み込みが早いから全てスムーズに進んでいる。新曲があればちょっとジャムしただけで、すぐに楽曲のもっと細かいところを深めていく作業ができる。このおかげで楽曲作りもかなり進んでいるよ。みんながこのアルバムを聴いたら、かなり感動するんじゃないかな。ニックのプレイはすごくかっこいいし、俺たちの音楽に新しい風味とひねりが加わってるからね。以前のアルバムに比べて、より強くてエネルギッシュになっているよ」

──新曲のサウンドについて

「俺たちは長すぎず、キャッチーな曲を作ることに専念してきた。すごくクールなリフやフレーズがたくさんあって、ギター・ソロも多い。『将軍』とは違うけど、確実にトリヴィアムのサウンドだ。『将軍』よりも直球で、へヴィで速い。4、5曲はスクリームばかりで、数曲は歌う曲ばかりだ。そして多くの曲はそのミックスだよ。『Acendancy』のようなヴォーカル・スタイルで、スクリームと歌の両方なんだ。だからバラエティに富んでいて、聴くとすごく面白い。それぞれの曲が独自性を持っていて、それぞれが際立っているし、それが互いにマッチしている。全てがバランス良くまとまっていると思うし、今までの作品で一番、よりエネルギッシュで強くなっていると思う」

──新曲の歌詞について

「まだ完成してる詞はないんだ。ただ、マットは今までで一番歌詞に集中している。6、7曲は歌詞がほとんど出来上がっていて、最近できたばかりの曲はまだ歌詞を書いている途中のものもある。全ての歌詞が関連性を持っていて、同じようなヴァイヴを持っている。歌詞のおかげでアルバム全体が一つのまとまった作品になるだろう」

ギタリストのコリーは新曲について、以上のように語っている。より強くエネルギッシュな新作の登場を待つとしよう。
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