GACKT、上越の地で第85回謙信公祭に登場

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GACKTが8月22日、新潟県上越市の英雄・上杉謙信の遺徳を称え1926年(大正15年)から行なわれている「第85回謙信公祭」(同市)に上杉謙信役で登場。出陣行列では鮮やかな甲冑を身にまとい、山ろく線、謙信公大通りなど3.5kmを白馬で駆けた。GACKTは、2007年放送のNHK大河ドラマ「風林火山」で謙信を演じて以後、2007年、2008年と同祭りで謙信を務めた。3度目の参加は「謙信GACKTの勇姿を見たい」という声が全国から寄せられたことから実現したという。

◆GACKT@「第85回謙信公祭」画像

上杉軍の旗「紺地日の丸」をはためかせた行列では「我らはこれより天道に従い武田信玄晴信を成敗して参る。皆のものいざ出陣じゃ!」と天に刀を突き上げ、従えた580人の兵にげきを飛ばした。長髪をなびかせた妖艶な“越後の龍”の再来に、沿道のファンは「おかえりなさい。御屋形様(おやかたさま)」と声を上げよろこんでいた。

行列後は「春日山城史跡広場」で上杉・武田両軍の戦国史上最大と言われる「川中島合戦」を約2時間をかけ再現。謙信が単独で武田軍に斬り込む名場面「三太刀七太刀」では鬼気迫る表情で馬上から信玄に斬りかかった。集まった客は目前で繰り広げられる合戦に「うぉー」という歓声をあげていた。

21日に上越市内で開かれた会見でGACKTは「ドラマを離れてなお、これだけ多くの人に支持され光栄。『おかえり』と言ってもらえる場所があること。人としてこんなにうれしいことはない」とコメント。“第二の故郷”と話す上越の地で「上杉謙信を役として演じるのではなく、彼の心を伝えたい」と意気込んでいた。

取材・文●西村綾乃
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