クラクソンズ、デビュー時「バンドではなかった」

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クラクソンズは、最初のアルバムをレコーディングした際には「バンドではなかった」という。2作目のアルバムとなる『サーフィング・ザ・ヴォイド』を8月25日に発売したクラクソンズだが、ベーシストのジェイミー・レイノルズは、2007年に発売した1作目の『マイス・オブ・ザ・ニア・フューチャー』に比べて同作品は、もっと完成された形になっていると話している。

◆クラクソンズ画像

彼はSpinnermusic.co.ukに、「最初のアルバムの時は元々、僕たちはバンドじゃなかったんだ。僕たちは、別々に1人のプロデューサーにたどり着いたんだけど、3人それぞれのアイデアを寄せ集めて共同で仕事をしたのが、今の僕たちさ。その後、そのアイデアを曲として現実化して、僕らをバンドにすることになったんだよ」と話した。

『マイス・オブ・ザ・ニア・フューチャー』は、2007年度の最も絶賛されたアルバムとなり、ジェイミー・レイノルズ、ジェイムス・ライトン、サイモン・テイラー・デイビス、ステファン・ハルペリンで構成されるクラクソンズを高名なマーキュリー・ミュージック・プライズの受賞へと導くこととなった。しかしながら、その成功に続くアルバムを制作することは同バンドにとっては簡単なことではなく、2008年に彼らが制作した作品はレコード会社に却下されている。クラクソンズの音楽に最適なプロデューサーを見つけることに苦戦を強いられ、スリップノットやKOЯNなどヘヴィ系バンドのプロデュースで有名なロス・ロビンソンに最終的にたどり着くまでに時間がかかったことも、アルバム制作を長期に遅らせた原因となった。

ロス・ロビンソンは、ドラムのステファンに一番厳しかったとジェイミーが明かしている。「全てに関して音楽性が増しているのは、明らだよ。ロスのおかげで、ステファンは全く別人のようさ」。

ジェイミーはまた、ロス・ロビンソンがバンドにすぐに溶け込んで、好影響を与えことを認めている。「彼は、僕たちの中に入り込んで、全てがすぐ上手く行き始めたんだよ」

BANG Media International
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