ザ・クリブス、新作の方向性が定まらず

ザ・クリブスは、新作の方向性が全く定まっていないようだ。今週末に＜レディング・フェスティバル＞に出演することが決まっている彼らだが、自分自身を失っている状態で、2009年に発売したアルバム『イグノア・ジ・イグノラント』に続くアルバムの制作のためにスタジオに戻った際、何をしたいのか未だ決まっていないのだと言う。

◆ザ・クリブス画像

べーシスト、ゲイリー・ジャーマンはこのように語っている。

「まるで自己が無いみたいなんだよ。僕らにはいくつかの面があると思うんだ。ザ・クリブスとして始めた時はただやりたいことをやっていたし、僕のある一面はとにかく地下室でザ・クリブスにアルバムを作って欲しがっていた。以前はこういう感じだったんだよ。一方で、僕の別の一面は、アメリカに行って大作を作るためにスタジオで何ヶ月か過ごしたがっているんだ。なんだか変な気持ちさ。今はめちゃくちゃなんだよ」

ゲイリーはまた、ザ・クリブスでは作らないような曲を入れたソロアルバムを将来的に作ることも明らかにしている。

「ザ・クリブスでは使わないような曲を貯めているし、アルバムが出来るんじゃないかって感じているんだ。何年もの間貯めている曲が本当にたくさんあるからね。だからいつか、もしかしたらね」


BANG Media International