ベン・ムーディー、エヴァネッセンスに起きた内部戦争を語る

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元エヴァネッセンスのギタリスト、ベン・ムーディーは、エイミー・リーとの全面戦争の後にグループを脱退したと語った。

2003年にヒット曲「ブリング・ミー・トゥー・ライフ」で世界での成功を成し遂げたエヴァネッセンスだが、創設時のメンバーであるエイミーとの喧嘩報道の後に、主要ソングライターだったベンが突然バンドを脱退したことでファンを混乱させた。現在ウィー・アー・ザ・フォールンを元エヴァネッセンスのメンバー2人と組んでいるベンは長い声明文で、1500万枚を売り上げたデビューアルバム『フォールン』のツアー前にエイミーとの関係が悪化し、バンドを脱退しなければいけないと感じたことを説明している。

◆エイミー・リー画像

「俺達はお互い2人の関係が悪化したことに対する憤りを感じていて、それはすぐに憎しみ、意見の衝突、そして爆発しそうな環境に変わってしまったんだ。『フォールン』のツアーまでに、残念ながら関係は終わったんだよ。皮肉なことに、エイミーとエヴァネッセンスに対する忠誠心が、全く反対の立場に追いやられてしまったんだ。お互いに正反対な情熱と性格が、若さのプライドや未熟さと混ざって全面戦争に突入することになったのさ。2003年10月22日の夜に全ての考えが頭の中にぱっと現れたんだ。俺が抜けるかエヴァネッセンスが消滅するしかないってね」。

「うまく表現することが出来ないけど、ある意味自分が壊されてしまったんだよ。俺の存在自体、自分の価値、俺を証明するものは音楽で、このバンドだったから。俺の人生に何か意味があるとするならば、エヴァネッセンスの中に意味があったのさ」

エヴァネッセンスはベン抜きで活動を続け、セカンドアルバム『オープン・ドア』を発売した。ウィー・アー・ザ・フォールンはデビューアルバム『Tear the World Down』を2010年5月に発売している。

BANG Media International
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