出演者全員で公式テーマソングも披露、<a-nation '10>東京公演ファイナル・レポート

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■ SPEED

東京は8月29日の1日のみの出演となったSPEED。<a-nation>自体も今年が初登場の彼女たちのステージは、というと、「Breakin' out to the morning」「Body & Soul」「STEADY」など、まさに日本中を席巻したメガヒットの連続だ。イントロが流れるたびに、ワンコーラス終わるたびに大歓声が上がり、もちろんオーディエンスは総立ち状態。

「東京のみなさん楽しんでますか。あらためまして、SPEEDです。みなさん大丈夫ですか。すごい暑いですね。出てきたばっかりですが、私たちのコーナーは終了します(苦笑)。次に新曲を歌いたいと思います。この曲は、人と人とのつながりを描いた温かい曲になってますので、たくさんの人に届いたらいいな、と思います。ここにいるみなさんの幸せを願って歌います。」

SPEEDは9月1日にリリースするシングル「指環」を歌い、そして2009年にリリースされたベスト盤『SPEEDLAND -The Premium Best Re Tracks-』アレンジでの「Wake Me Up!」へとつなぐ。今井絵理子は最後、センターステージから飛び降りるほどの全力のパフォーマンスを展開した。

まさに、数年前までは“伝説”だったガールズグループの本領発揮ともいうべきステージング。SPEEDを中心とした“大きな渦”に会場全体は巻き込まれてしまった。

■ AAA

ステージ後方からオープンカーで登場したのがAAAのメンバー。夏らしい白を基調とした格好で、暑い日差しを浴びて「SUNSHINE」からスタートする。<その瞳に吸い込まれたい>のフレーズで西島隆弘がオーディエンスにウィンクをすると、ティーンたちから黄色い声が飛ぶ。一方、宇野ちゃんも千晃ちゃんも、白い波をイメージしたような衣装が焼けた肌をマッチしてセクシー&キュートに悩殺。「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~」では、会場中がうちわを高く掲げてひとつになった。

また、「逢いたい理由」「負けない心」では、ダンスグループとしての実力も発揮。日高光啓のRAPとともに、パワー、スピードでも魅せるステージを展開した。

「ほんとに暑いね。僕らは見ての通り汗だくですけど、みなさんも大丈夫ですか? 汗かいたら水分補給って必要だと思うんですけど、僕たちとみなさんで乾杯とかいかがですか? 持ってない人はエアペットボトルでも(笑)。大事なのは気分なので。5万人で乾杯はしたことないでしょ?」── 日高光啓

「みなさん、せーのって言ったら、一緒に“乾杯!”って言ってくれませんか? せーの!」── 西島隆弘

にっしーの唱和で5万人が一斉に乾杯したあとは、「Get チュー!」で宇野ちゃんが会場に“チュー!”を振りまき、「MUSIC!!」。そして全員でタオルを回す「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」のメドレーで締めくくった。

■ レミオロメン、DJ Hello Kitty、平子理沙

全会場出演は初めてとなったレミオロメンは、アッパーな新曲「立つんだジョー」や、定番の「Sakura」「3月9日」など、誰もが耳にしたことがあるであろうレミオロメンナンバーのセットリストで会場を盛り上げる。さらに、DJ Hello Kittyは“可愛い”DJプレイを披露。そして、ファッション誌などでの活躍はいうまでもなく、女性陣にとっては憧れでもある、モデルの平子理沙がシューティングアクトで登場した。2010年5月にCDアルバムとフォトブックがひとつになった『CANNONBALL』で歌手デビューをはたした平子理沙は、この日、ミリタリーを取り入れたへそ出しの衣装でモデルとしてのスタイルのよさを見せつけつつ、「Epic」「Crazy Over You」と、コケティッシュな魅力を振りまいた。
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