マーキュリー・プライズ、The XXに

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火曜日(9月7日)、英国のミュージック・アワードの最高峰、マーキュリー・プライズ2010の受賞作品が発表された。2010年はノミネート・アルバム12枚が発表されたときから最有力候補といわれていたThe XXのデビュー作『xx』が選ばれた。

フロントマンのオリバー・シムは「自分がなにを期待してたかわからないけど、これは考えてもいなかった」、女性ヴォーカリストのロミー・クラフトは、この夜は勝ち負けに関係なく、“ビッグ・チェンジ”となった素晴らしい1年を祝い、家族や友人たちとパーティーを開こうと考えていたとBBCに話している。

2010年は、彼らのほか、ビッフィ・クライロ『Only Revolutions』、コリーヌ・ベイリー・レイ『The Sea』、ディジー・ラスカル『Tongue n' Cheek』、Kit Downes Trio『Golden』、フォールズ『Total Life Forever』、 アイ・アム・クルート『Sky At Night』、ローラ・マーリング『I Speak Because I Can』、Mumford & Sons『Sigh No More』、ポール・ウェラー『Wake Up The Nation』、Villagers『Becoming A Jackal』、Wild Beats『Two Dancers』の12作品がノミネートされていた。

The XXは幼稚園のころからの知っているという幼なじみ4人(現3人)が2005年、16歳のときに結成。2009年春にシングル「Crystalised」をリリース以来、注目を集めてきた。シンプルでメランコリックなサウンドは、まさにUKのミュージック・ファン好み。

Ako Suzuki, London
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