『小悪魔ageha』モデル・“さくりな”こと桜井莉菜が全世界同時歌手デビュー

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雑誌『小悪魔ageha』において、荒木さやか、武藤静香、西山りほらとともにトップモデルとして活躍、さらに数多くのギャル系商品のキャラクターモデルを務めるなど、広告ページを含めると「全てのギャル系雑誌に毎月必ず登場するモデル」としても知られる“さくりな”こと桜井莉菜の全世界同時歌手デビューが発表された。

◆Rina(桜井莉菜) アーティスト画像、「Gray Zone」ミュージックビデオ

『小悪魔ageha』9月号では何やら意味深な撮影が行なわれている模様が掲載されていた、さくりな。最新号10月号では、その撮影が歌手活動のためのヴィジュアル撮影だったことが一足早く明らかになっていた。

桜井莉菜は、アーティスト「Rina」名義で、9月8日にデジタルシングル「Gray Zone(グレーゾーン)」を、アメリカ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス…など、全世界(20カ国以上)同時配信という形でリリースする。

『小悪魔ageha』ではロックスタイルをクールに着こなしているさくりな。そんな彼女の「Gray Zone」は、流麗なピアノの調べから始まるロック調の楽曲。作曲は、KAT-TUN、AAA、V6…等に楽曲を提供する鳥海剛史が担当。その切ない恋心を綴った歌詞は、Rina自らが書き下ろした。『小悪魔ageha』誌面でさくりなは、自身の過去の恋愛や考えを赤裸々に告白してきた。そして、そんな彼女の生き方に多くの読者が共感してきた。「Gray Zone」には、Rina(=桜井莉菜)のリアルな世界観が散りばめられている。

今回のデビューは、『小悪魔ageha』が「創刊史上初!一人の女性の為のBook in Book」という大規模な桜井莉菜特集を実施した際に、桜井莉菜が口にしたコメント、「子供の頃から夢は歌手だった。いつからか、恥ずかしくて口にできなくなってた…でも、10年経っても20年経った今も、同じ気持ち。歌いたい!!」が、きっかけ。そんなさくりなの気持ちが、ファンや関係者の間で大きな反響を呼び、夢の実現に結びついたという。

今回の全世界デジタル配信について、さくりなは以下のように語っている。

「最近の子はあまりCDを買わなくなっているので、ひとりでも多くの人に聴いてもらうために、誰もが持っている携帯配信にしました。デビューしたばかりの私のために、電車代払ってCD店まで行って…みたいなのは申し訳ない気持ちもあって。でも、気に入ってくれた方には、大きな画面で見たり良い音で聴いたりして欲しいので、いずれCDの発売もしたいです。(全世界配信については、)単純に、私のブログやYouTubeが世界中で見られるのと同じように、いつでもRinaの曲を聴けるようにして欲しいなって気持ちがありました。皆さんも海外旅行中に『あの曲が今聴きたいのに忘れてきた!』って困ったことないですか? 聴きたい音楽がいつでも聴けるって気持ちいいこと。なので、外国の人へ! というよりも、私のファンの方で旅行中の人や留学している人が一人でもいたら? って思いの方が強いです。あと、個人的なことで恐縮ですが…夢だったデビュー記念日の9月8日は私の父の誕生日でもありまして…私にとって特別な日なので『どこにいても…この日に聴いて欲しいな!』って思いもありました(笑)。」── 桜井莉菜

ちなみに、「Gray Zone」のミュージックビデオは、さくりな自らプロデュース。“J-POP史上最長のヘアスタイルでは??”という、身長をはるかに超えたロングヘア、そして、“J-POP史上最大のネイルでは??”という特大&特製のネイル、“J-POP史上最強に盛れているのでは??”という目元を強調したメイクなど、『小悪魔ageha』が発信してきたファッションやヘアメイク、ネイルが盛り込まれている。そう、『小悪魔』カルチャーの初映像作品化といえる作品になっているのだ。

加えて、撮影は日本を代表する国際的な映画監督、故・黒澤明が創設した「黒澤フィルムスタジオ」が制作しており、映像のクオリティーも非常に高い。単に「大きい」「長い」といったことではなく、デザイン的にもアーティスティックで、日本国内はもちろん、海外で高い人気を誇るヴィジュアル系(“visual-kei”)アーティストにすら通じる世界観を感じることができる。

『小悪魔ageha』のさくりなとはまた違ったRinaの顔。『小悪魔ageha』読者だけでなく、多くの人に注目してもらいたい。


◆Rina レーベルサイト
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