大知正紘、Relation Disc「手」に託す想い

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9月8日、大知正紘が初パッケージシングル「手」をリリースした。2010年3月にデビューしたときの「さくら」は配信&レンタル限定だったため、CDのリリースはこれが初めてとなるが、今作も前作「さくら」に引き続きプロデューサーに小林武史を迎え制作されている。

◆大知正紘画像

そして着目すべきポイントは、そのパッケージだ。大知正紘が歌うことに対して掲げている“繋がり”という永久不滅のテーマを表現するため、この「手」のCDは、通常ではありえないパッケージ形態がとられている。

レーベルの資料では「究極の2枚組とも呼べる“Relation Disc”」と説明があるが、2枚組という表現では正しく伝わらないだろう。どうしても2枚のCDが収納できるケースを想像してしまうからだ。シングル「手」は、購入すればもれなくその場で全く同じシングルCDがもう1枚もらえるとイメージした方が正しい。CDとジャケットが入ったPケースのシングルCDが、2セット一緒になって梱包されているのだ。言ってみれば双子である。

大知正紘の意図はシンプル。1枚は自分の手元に、そしてもう1枚は大切な人へ、気持ちを音楽に託して届けてほしいというストレートなメッセージだ。素敵な音楽や自分のお気に入りの作品は、大事な友人や恋人、家族に、その想いを伝えたいもの。そんな気持ちを大事にして欲しいという想いも込められているのではないか。

そしてもうひとつ。この「手」のリリースを記念して、全国5ヶ所で完全招待制の<Show Case LIVE>が行なわれるが、この招待は、この1stシングル「手」購入者全てが対象者という、こちらも前代未聞の取り組みとなっている。「手」を手に入れ、うち1枚を大事な人に手渡しし、その後はライブに参戦、という流れだ。きっとそこには、手と手をつなぐ大事なつながりを再確認するかけがえのないシーンが待っているのではないか、そんな期待すら思い浮かぶ、素敵な施策といえそうだ。

ライブ招待、その他詳細に関しては、オフィシャルサイトにてご確認を。

◆大知正紘オフィシャルサイト
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