ザ・ローリング・ストーンズ「将来の見通しがつかない年齢になった」

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2011年にまたツアーを再開するのではないかといわれているザ・ローリング・ストーンズ。いつものことではあるが、「これが最後のツアーでは?」と噂されている。

今回は、69歳になったチャーリー・ワッツ(ドラム)の発言が原因だ。彼は『Le Parisien』紙にちょっと弱気な言及をしたという。「僕ら、何かやるなら来年か再来年だって言っているんだ。みんな、あまり先の未来は見通すことができない年になったから」。

チャーリー・ワッツの69歳を筆頭に、メンバーの年齢はミック・ジャガー67歳、キース・リチャーズ66歳、1番若いロン・ウッドもすでに63歳となった。平均年齢66歳の御大たちは2012年、ストーンズ結成50周年を記念し、大規模なツアーを行なうのではないかとみられている。

また、10月には往年のライヴをおさめたドキュメンタリー映画『Ladies And Gentlemen... The Rolling Stones』のリマスター・ヴァージョンをDVDとBlue-rayでリリースする。映画は<Exile On Main Street>ツアー(1972年)のテキサス公演を撮影したもの。映画は1973年に劇場公開されたものの、大々的にではなく、その後オーストラリアでリリースされたVHSも早くに絶版となり、幻のストーンズ映画といわれていた。ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、そしてミック・テイラー、ビル・ワイマンというラインナップで、「Brown Sugar」「Gimme Shelter」「Jumpin' Jack Flash」など15曲が収録されているそうだ。

さらに10月には「車イスででもライヴを続けたい」キース・リチャーズの自伝『Life: Keith Richards』も出版される。

Ako Suzuki, London
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