番組『JET STREAM』、世界を駆けるような40周年コンサート

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2010年9月12日(日)、渋谷Bunkamuraオーチャードホールにて<TOKYO FM 40th Anniversary JET STREAM ~Music Around the World~>が開催された。番組『JET STREAM』機長・大沢たかおのナビゲートのもと、同番組のオープニング&エンディングテーマ「ミスター・ロンリー」を演奏する溝口肇をはじめ、CATIA(カチア)、coba、寺井尚子、TOKUなど5人のアーティストが出演、2000人の観客を酔わせた。

◆<TOKYO FM 40th Anniversary JET STREAM ~Music Around the World~>画像

番組『JET STREAM』は、1967年7月という海外旅行が夢のまた夢だった時代に、海外への思いを馳せる番組として放送がスタートしたラジオ番組だ。放送開始から40年余り、午前0時の定期としてTOKYO FMをキーステーションにJFN系全国ネットで放送されている長寿番組だ。今回のイベントは、TOKYO FM開局40周年を記念して、『JET STREAM』の世界観をライブで味わえるコンサートというコンセプトで行なわれたもの。大沢たかおが、“言葉の指揮者”となって5人のトップアーティストをコンダクト、観客を優雅な“音楽世界旅行”へと誘った。

オープニングは番組『JET STREAM』開始当初からのテーマ曲「ミスター・ロンリー」を、チェリスト溝口肇が演奏。そこに大沢たかおが番組の代名詞ともいえるナレーション「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、はるか雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙への営みを告げています。満天の星をいただく果てしない光の海を、ゆたかに流れゆく風に心を開けば、きらめく星座の物語も聞こえてくる夜の静寂(しじま)のなんと饒舌なことでしょうか。光と影の境に消えていったはるかな地平線も、瞼に浮かんでまいります」と、丁寧に読み上げた。

ニューヨーク、ロンドン、パリ、リオデジャネイロ、ナポリなど世界の都市にちなんだ楽曲を、TOKU、寺井尚子、coba、CATIAらがパフォーマンス、そのライブの音にのせて、大沢たかおが各都市の旅のストーリーを読み上げるという、まさに『JET STREAM』さながらのコンサートが展開、大盛況となった。

アンコールでは出演者全員で「What a Wonderful World」を演奏。大沢たかおが、「2009年4月にJET STREAMの機長に就任したときから、ライブができたらと願っていました。今日は夢のようなコンサートが実現し、非常にうれしいです。ありがとうございました。」と挨拶をし、コンサートは幕を閉じた。

<TOKYO FM 40th Anniversary JET STREAM ~Music Around the World~>
2010年9月12日(日)
@渋谷Bunkamura オーチャードホール
出演:大沢たかお(ナビゲーター)、CATIA(ヴォーカル)、coba(アコーディオン)、寺井尚子(ヴァイオリン)、TOKU(ヴォーカル、フリューゲルホルン)、溝口肇(チェロ)
音楽監督:武部聡志BAND

番組『JET STREAM』
毎週月曜~金曜 24:00~24:55(全国38局ネット)
パーソナリティ:大沢たかお
http://www.tfm.co.jp/jetstream/
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