小さくても弾ける!KORGから37鍵ミニキーボード搭載のUSB MIDIキーボード「microKEY」

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コルグは、演奏しやすい37鍵ミニ・キーボードを搭載したコンパクトなUSB MIDIキーボード「microKEY」を10月上旬より発売する。

「microKEY」は、スリムでライトウェイト、USBバス電源方式、あらゆるPCベースの音楽ソフトウェアに対応し、制作環境をスマートに構築できるUSB MIDIキーボード。

最大の特徴はやはり上質な鍵盤にあるだろう。ベロシティ対応の37鍵キーボードには、アナログ・モデリング・シンセサイザー/ボコーダー「microKORG XL」に搭載され高い評価を得ているナチュラル・タッチ・ミニ・キーボードを採用。黒鍵と白鍵の比率を演奏しやすいよう調整し、和音が押さえやすく、速いフレーズの演奏もしやすい、タッチ、弾き心地にこだわった鍵盤となっている。上質感のある箱型鍵盤はグリッサンドのしやすさもポイントだ。

次に注目したいのが充実したコントロール群。オクターブ・シフト・ボタンはUP/DOWNでそれぞれ4段階にシフトでき、キー・トランスポーズ機能と組み合わせることでMIDI規格上のすべての音域を演奏可能。さらにシンセ・リードやギターのプログラミングには欠かせないピッチ・ベンド・ホイールとモジュレーション・ホイールも搭載する。

nanoシリーズを接続できるUSB Aポート×2の搭載も本機ならでは。本体の左側面にはUSBポートを2つ搭載。同社の「nanoPAD」、「nanoKONTROL」などのコントローラーを接続することで、「microKEY」を拡張し、システムを構築することが可能だ。複数のnanoシリーズを所有しているユーザーにはありがたい機能といえるだろう。

専用エディター・ソフトとしては「KORG KONTROL Editor」を用意(10月上旬より同社Webサイトからダウンロード提供)。これにより制作環境にあったカスタマイズが可能となる。ベロシティ・カーブを8段階+固定の計9種類から選択可能。また、モジュレーション・ホイールのコントロール・チェンジ・メッセージの最大値、最小値などを変更することができる。

人気のソフトウェア・シンセサイザー、DAWソフトウェアなどのライセンスがバンドルされるのもうれしいところだ。「microKEY」には手に入れた日からすぐに楽しめる4つのソフトのライセンス/ディスカウント・クーポンが付属する。「KORG Legacy Collection - DIGITAL EDITION」に含まれているミュージック・ワークステーションの先駆M1のサウンドをソフトウェア化したM1ソフトウェア・シンセサイザーのリミテッド・エディション「M1 Le」のライセンス、Toontrack社のドラム用ソフトウェア音源「EzDrummer Lite」のライセンス、Ableton社「Live」「Live Suite」「Live LE」のディスカウント・クーポン、Applied Acoustics Systems社の表現力豊かなエレピ・サウンドで定評ある物理モデル音源「Lounge Lizard Session」のライセンスが同梱されるので、好みに合わせてチョイスしたい。

<おもな仕様>
鍵盤:37 鍵(ナチュラル・タッチ・ミニ鍵盤、ベロシティ付き)
コントローラー:ピッチ・ベンド・ホイール、モジュレーション・ホイール
USB 端子:A 端子 x 2, B 端子
電源:USB バス電源方式
消費電流:500 mA 以下
外形寸法:565 (W) x 139 (D) x 54 (H) mm
重量:1.0 kg
付属品:USB ケーブル

◆microKEY
価格:12,600円
発売日:2010年10月上旬

◆microKEY 製品詳細ページ
◆コルグ
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◆BARKS 楽器チャンネル
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