あの4人が日本、そしてアジアの常識を変える?<ABSTINENCE'S DOOR>開催目前(2)

ツイート
先日もお伝えしたように、D'ERLANGERの主宰によるイベント<D'ERLANGER presents ABSTINENCE'S DOOR#005/#006>の開催が目前に迫ってきた。公演タイトルが意味するのは、禁断の扉。今回も過去4回の公演に勝るとも劣らない強力な出演ラインナップが用意されている。先日はそのなかから、9月19日に行なわれる<#005>に出演するdefspiralとHEAD PHONES PRESIDENTから寄せられたコメントをご紹介したが、今回は第二夜、9月20日の<#006>に登場する韓国からの刺客、PIAからのメッセージをまずお届けしよう。

◆ギルガメッシュ<ABSTINENCE'S DOOR>出演コメント映像

「こんにちは。韓国のバンド、PIAです。昨年、韓国でD'ERLANGERと共演したことを切っ掛けに親しくしてもらうようになり、今回はついに日本での共演が実現することになりました。本当に嬉しく思います。言葉の壁はあると思いますが、ライヴではそれを超越した楽しいリズムで、皆さんとひとつになれることを楽しみにしています」──PIA

多くの読者にとってPIAは未知の存在であるはずだが、母国ではかなりの高評価と支持を獲得している実力派バンド。彼らとの共演について、D'ERLANGER側からは、代表してTetsu(Dr)が次のように語っている。

「PIAは韓国でのイベントで一緒になったときに仲良くなったバンドで。今後また韓国に行ったときにも世話になるはずだし、同じように日本では俺たちが彼らをヘルプしたい。海外での活動展開をしている日本のバンドは増えてきたけど、ごく身近なアジアで、しかもアジアのバンド同士でこういうことを実践している例はまだまだ少ないと思うんだ。俺たちはまずそこから徹底的にやっていきたいし、こうしてごく近くにいながら遠い存在だった国のバンドたちと繋がれるって、素晴らしいことだと思う。もちろん各々の国ならではのタブーみたいなものも、ないわけじゃない。だけど俺たちはロックで繋がれるわけだからね」──Tetsu/D'ERLANGER

この言葉を実証してみせるかのように、D'ERLANGERは今回の東京・新木場STUDIO COASTでの公演後、台湾に飛び、9月25日には台北のライヴハウス、THE WALLにて<ABSTINENCE'S DOOR#007>を開催する。こちらの出演ラインナップはD'ERLANGER、PIA、そして地元台湾のOVERDOSEという顔ぶれになっている。

さて、今回はこれに加えてもうひとつスペシャルな映像をお届けしたい。19日の<#005>に出演するGirugameshから、今回の出演に際してのコメント映像が到着したのだ。ちょっと音声が聞き取りにくい箇所があるかもしれないが、そこはご愛嬌。大先輩との激突を前に、メッセージを綴るよりも全員の肉声で届けようとした彼らの心意気を感じて欲しいところだ。

開催まで、まさに秒読みとなった<ABSTINENCE'S DOOR#005/#006/#007>。もう躊躇している時間はないし、あなたにも是非、この場でしか味わうことができないものをご堪能いただきたい。そしてもちろん、9月22日に発売を迎えるD'ERLANGERの画期的ニュー・アルバム『a Fabulous Thing in Rose』にも注目を。そして、この作品がいかに画期的であるのかについては、ごく近いうちに改めて。

増田勇一

<ABSTINENCE'S DOOR #005>
9月19日(日)東京・新木場STUDIO COAST
開場17:00/開演18:00
出演:D'ERLANGER/Girugamesh/defspiral/HEAD PHONES PRESIDENT

<ABSTINENCE'S DOOR #006>
9月20日(月/祝)東京・新木場STUDIO COAST
開場16:00/開演17:00
D'ERLANGER/acid android/PIA(from KOREA)

<ABSTINENCE'S DOOR #007>
9月25日(土)台北・THE WALL
開場17:30/開演18:30
D'ERLANGER/PIA(from KOREA)/OVERDOSE(from TAIWAN)
この記事をツイート

この記事の関連情報