Ultimate Ears、プロ仕様のインイヤー型リファレンスモニターをCapitol Studioと共同開発

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米Logitechの製品部門の1つであり、世界中をツアーするトップミュージシャンから最も支持されているUltimate Ears(アルティメット イヤーズ)は、EMI MusicのCapitol Studios(ハリウッドのランドマークCapitol Tower内にある伝説的なレコーディングスタジオ)と共同開発した「Ultimate Ears In-Ear Reference Monitor」(アルティメット インイヤ リファレンスモニター)を発表した。日本発売は未定。

「Ultimate Ears In-Ear Reference Monitor」は、プロのプロデューサーやオーディオエンジニア向けに作られた初のカスタム インイヤ リファレンスモニター。Ultimate Earsにとって、奥行きのある自然なサウンドを再現するフラットな応答曲線を特徴とする初のモニターとなる。

プロのスタジオエンジニアやプロデューサー向けに設計されており、レコーディングスタジオ、ライブ会場や、レコーディング、ミキシング、マスタリングを行うリハーサルスタジオなどのさまざまな環境で使用可能。最大32dBのノイズアイソレーション(遮音性)により、エンジニアやプロデューサーは、スタジオや室内の雑音による影響を受けにくく、原音に忠実で自然なオーディオトラックのみが耳に直接届けられるので、ニアフィールドのポジショニングを考慮する必要がなくなる。このように、ハイフィデリティ(原音に忠実)なオーディオのみが直接聴こえるため、エンジニアは常に「スイートスポット」にいることになる。つまり、プロデュース、ミキシング、あるいはマスタリングされたとおりの、確実で正確なトラックを聴くことができるとしている。

「Ultimate Ears In-Ear Reference Monitor」の価格は999 USドルで9月初旬に発売予定(同価格には、資格を持ったオーディオロジストが作成するユーザーの耳型の制作費用は含まれない)。また、Ultimate Earsのモニターはユーザー1人1人に合わせて作成するため、オーディオロジストが耳の型を取り、その型を送付することが必要になる。詳細は下記リンクから。

<おもな仕様>
ドライバータイプ:3バランスド アーマチュア
入力感度:98 dB SPL @ 1kHz
周波数特性:5Hz-20,000Hz
インピーダンス:35Ω @1kHz
ノイズアイソレーション(遮音性):-26dB(100%アクリル筐体)、-32dB(別売りシリコンイヤチップ使用時)
入力端子:ステレオ標準プラグ、ステレオミニプラグ
ケーブル長:162cm(標準)、121cm(オプション)

◆Ultimate Ears
◆プレスリリース
◆ロジクール
◆BARKS 楽器チャンネル
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