-異種格闘技対談-Ring【round2】第9回/hiro(te')

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-異種格闘対談-Ring【round2】第9回

GUEST hiro(te'/G) / 逹瑯(Vo) ムック

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逹瑯:【hiroさんの実家のユキちゃんのこと詳しく教えてほしいんですけど】っていう質問が来てるんですけど。ユキちゃんって誰っすか?

――te’は結成10年になるんですよね?

逹瑯:そもそも、どうやって結成したんですか?

hiro:もともと、今のベースと、もう一人のギターと、今BOOM BOOM SATELLITESとかでドラムを叩いている子の3ピース・バンドでやってたんですよ。当初、3ピースだった頃はギターがバッキングばっかりで、メロがなかったんで、メロを入れた方が面白くなると思って、一緒にやりたいって言ってみたんですよ。そしたら、ちょうど、そのドラムの子が、スタジオ・ミュージシャンとかもやってたから忙しくなって抜けることになっちゃって。それで、俺がずっと一緒にバンドをやってたドラムの奴を連れて、一緒にやることになったんです。それが現メンバーなんです。

逹瑯:へぇ〜、そうなんだ。っていうか、なんでte’って言うんですか?

hiro:te’はね、スペイン語とフランス語で、お茶っていう意味なんですけど、ホントは日本茶っていう意味の“テ・ハポネーゼ”っていう名前にしようって言ってたんです。でもそれは長いから止めようってことになり、結果、te’になったんです。曲タイトルは長いのに、バンド名は短いっていう、突っ込まれたら面白いかなと思って(笑)。

逹瑯:“手”かと思ってました。

hiro:よく言われますね。

逹瑯:それは誰が考えたんですか?

hiro:それはベースの奴ともう一人のギターの奴が、スペイン語の辞書を見ながら、あーでもない、こーでもないって決めてましたね(笑)。

逹瑯:なんでお茶にしたかったんですかね?

hiro:もともと、世界を視野に入れてたみたいですね。

逹瑯:へぇ〜。名前って大事ですよね。

hiro:ですよね。ムックはなんでムックなんですか?

逹瑯:バンド名を決めてたときに、ウチのベースがベースを始めたきっかけとなった友達の田村くんが、“ガチャピンでいいじゃん”って言ったのがきっかけで。“ガチャピンだったらムックの方がまだいいよね”ってことになって、ムックになっちゃいました。

hiro:え!? それで!? ガチでムックなんだ(笑)。

逹瑯:そうなんですよ。ガチムックです。

hiro:そうだったんだ! いろいろと意味考えちゃった(笑)。っていうか、ムックはどうしてムックなんだろうね?

逹瑯:ん〜。

二人同時に:ムクムクだからかな(笑)。

――声揃った(笑)。

逹瑯:ガチャピンはなんでガチャピンなの?

hiro:なんでだろ(笑)?

逹瑯:歯並びがガチャガチャしてっから? じゃぁピンは? ピンでも仕事がたくさんきますように、っていう願いを込めて、お母さんが付けたのかな? あ、そうだ! それかもよ、ホントに!

――それ、コンビなのに切ない話だね。

hiro:たしかに、切ない(笑)。やっぱ、ピンの仕事はガチャピンの方が多いのかな?

逹瑯:うん。らしいっすよ(笑)。

hiro:切ないな(笑)。

逹瑯:あのぉ、唐突なんですけど、今、ツイッターチェックしてみたら、またなんかすごい質問来てるんですけど、いいですか? 【hiroさんの実家のユキちゃんのこと詳しく教えてほしいんですけど】って。ユキちゃんって誰っすか?

hiro:あははは。ユキちゃんは猫です(笑)。白い猫です。可愛いんですよ。まぁ、でも、もうジジイなんですけどね(笑)。

逹瑯:ユキちゃんなのに雄なんですか!?

hiro:あははは。そうそう(笑)。白いからユキでいいかなと(笑)。

逹瑯:ユキオとかじゃないんすか? ユキちゃんなんですか?

hiro:あははは。まぁ、ユキオでユキちゃんでもいいですけどね(笑)。実家にいるからめったに合えないですけど。

逹瑯:何歳ですか?

hiro:今、15年くらいかな。人間でいうと80歳くらい。

逹瑯:結構なお爺ちゃんですね。ウチのテトも結構おばちゃんですよ。

hiro:逹瑯くんも猫飼ってるの?

逹瑯:はい。キジトラの雑種猫なんですけどね。実家にいたときは、常に猫とか犬がいたんですけど、自分でちゃんと飼ったのはテトが初めてだったんで、もぉ、可愛くて。自分で飼うと、実家で飼うのとは違うんですよ。それを最近になって知りましたね。

hiro:そうなの?

逹瑯:そうですよ。きっとhiroさんも知らないことありますよ。猫って歯が抜けるって知ってました? 人間と同じで、猫も歯が生え変わるんですよ! なんか落ちてるから、なんだろ?と思って拾ってみたらテトの歯で。「歯、抜けたの?」みたいな(笑)。

hiro:それ知らなかった。

逹瑯:でしょ。あとね、ヒゲって抜けるんですよ。

hiro:そうなんだ。

逹瑯:でしょでしょ!? 何これ、ヒゲ落ちてるけど「抜けたの!?」みたいな(笑)。

hiro:なんかそれ感動だね。

逹瑯:そうなんです。あ、次の質問きました。【ギタリストの上手い下手は何処で決まるんですか?】って。

hiro:どこで決まるんですかね。そこは逆に俺が聞きたいです(笑)。

逹瑯:本当に上手い人って、テクニックももちろんなんだけど、そっから先にある、なんか熱いもののような気がするんですよね。

hiro:うんうん、そうだよね。刺さるか刺さらないかだよね。

逹瑯:うん。歌心なのかもね。

hiro:歌心、そうだね、そうかもね。

⇒NEXT INTERVIEW-4

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