ブライアン・フェリー、新作には弩級のアーティストがずらり

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約3年ぶりとなるブライアン・フェリーのニュー・アルバム『オリンピア』が2010年10月20日に日本先行発売となる。新曲8曲に加え、ティム・バックリィの「Song To the Siren」とトラフィックの「No Face, No Name, No Number」のカヴァーを収録した『オリンピア』は、ケイト・モスがジャケットを彩っている。

◆『オリンピア』ジャケット画像&「You Can Dance」PV映像

「マリリン・モンロー以来、最もグラマラスな女性」とケイト・モスを評価するブライアン・フェリーは、今作のアートワークをこのように語っている。

「ジャケットはエドゥアール・マネの絵画『オランピア』からインスパイアされた。原画の魅力を表現できるカバー・ガールはケイト・モス以外には考えられなかった。ケイトは私たちの世代の「ファム・ファタール(魔性の女)」──ブライアン・フェリー。


そんな魅惑のジャケット写真もさることながら、今作の最大のニュースはアルバム参加メンバーのゴージャスさだ。ブライアン・イーノ、フィル・マンザネラ、アンディ・マッケイという御大がアルバム『フォー・ユア・プレジャー』以来、約37年ぶりの集結を見せているのだ。

そしてそこに集うゲストも強烈だ。ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、シックのナイル・ロジャース、プライマル・スクリームのマニ、シザー・シスターズ、グルーヴ・アルマダ…、弩級のメンツがごろごろと飛び出してくる。

アルバム・プロデューサーはブライアン・フェリー本人、ロキシー『アヴァロン』やフェリー『ボーイズ・アンド・ガールズ』をプロデュースしたレット・デイヴィーズ、フェリー『マムーナ』のアシスタント・プロデューサーであったジョンソン・ソマーセットである。

1stシングル「ユー・キャン・ダンス」のPCはすでに公開され、話題を呼んでいる状況だ。アルバムの登場をお楽しみに。

Photography by Adam Whitehead

『オリンピア』
2010年10月20日 日本先行発売
TOCP-66971 ¥2,500(税込)
1. ユー・キャン・ダンス
2. アルファヴィル
3. ハートエイク・バイ・ナンバーズ
4. ミー・オー・マイ
5. シェイムレス
6. ソング・トゥ・ザ・サイレン
7. ノー・フェイス、ノー・ネイム、ノー・ナンバー
8. BFベース(オード・トゥ・オリンピア)
9. リーズン・オア・ライム
10. テンダー・イズ・ザ・ナイト
11. シェイムレス(ピロスキー・リミックス)※日本盤ボーナス・トラック

◆ブライアン・フェリー・オフィシャルサイト
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