兵役で活動休止のK、「辛いことがあったら楽しかった日本での5年間を思い出して頑張ります」

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兵役のために約2年間、歌手活動を休止することを発表した韓国出身のアーティスト、Kが、9月22日(水)、横浜大さん橋ホールで行なわれたツアー・フィアナルのステージ上でファンへ直接、活動休止の報告をした。

◆<K style2010~a“K”oustic piano~>画像

弾き語りツアー<K style2010~a“K”oustic piano~>ファイナルの横浜大さん橋ホール。前日にオフィシャル・サイトで発表された活動休止の報告もあり、1050人のファンが集った会場内は神妙な空気に包まれていた。

ステージに現われたKは、客席に向かって深々とお辞儀。曲を始める前に、おもむろに「昨日、沢山僕のニュース出たでしょ。けっこう影響があったみたいで、何年も連絡とっていなかった人からも連絡がきたりして(笑)」と言い、場の空気を和ませる。ファンも笑顔でKを送りだそうと、いういつものライヴ・モードに切り替わった。

ライヴ中盤、親愛なるファンへの感謝の気持を込めて制作した新曲「dear...」(10月27日発売シングル)を歌う前には、「この先の2年間、辛いことがあったら、この楽しかった日本での5年間を思い出して頑張ります!」と囁きかけるように、ファンに想いを伝えた。

また、最近あったエピソードで「最近頂いたファンレターで、僕のライヴに来て知り合ったカップルがいて、そのカップルが結婚して、お子さんができた」という話を披露。そして「この僕のファンの夫婦は、“これまではKに支えられてきたけど、これからの2年間は僕らファンがKクンを支えます。待っています”というファンレターで…。そんなファンの想いを感じて、日本で過ごしたこの5年間は、すごく意味のある5年間だった気がしました」と日本での音楽活動を振り返った。

アンコール最後の曲「Bye My Friends」の際のMCでは、「今日がK Styleツアー最終日で、あっという間でした。みなさんから教えてもらうことが多くて、皆さんがいたからこその、今の僕だと思います。必ず戻ってきて、また弾き語りで47都道府県をまわりたいと思います」と語り、会場は大きな温かい拍手に包まれた。

そして、セットリスト上はライヴ終了となるが、ファンが拍手でアンコールを求め、「今日は最終日ということで、もう一曲歌いましょう!」と、デビュー曲「over...」を特別に演奏。

途中、涙がこらえきれず歌えなくなったKをサポートするように、ファンから合唱が起こる。そして、最後のMCで「想い出がいっぱいできました。ホントに日本に着てよかった。みんなとで出会えてよかったと思いました! ありがとうございました!」と力強く言って、ステージを後にした。

Kは、10月27日にニュー・シングル「dear...」を発売。11月30日には日本武道館公演を行なう。

NEW SINGLE
「dear...」
2010年10月27日発売
【初回生産限定盤A】(CD+DVD)
SRCL-7408~7409 ¥1,700円(税込)
【初回生産限定盤B】(CD+DVD)
SRCL-7410~7411 ¥1,700円(税込)
【通常盤】(CD)
SRCL-7412 ¥1,300円(税込)

◆Kオフィシャルサイト
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