愛内里菜、「この曲を最後に私、愛内里菜はマイクを置きます」

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愛内里菜が、地元関西でのラストライブを尼崎アルカイックホールで開催、このライブを最後に愛内里菜は全ての表舞台からの引退となってしまった。

◆愛内里菜ラストライブ画像

全国から争奪戦となったラスト・チケットを手にしたファンを前に「ようこそ!皆さん!」の第一声でスタートしたライブは、新旧ヒット曲を織り交ぜたベスト・セレクションとなった。「ラストライブだけど、皆、楽しんで!」と笑顔いっぱいのパフォーマンスを披露、ラストライブのリハーサル中に書き下ろされた新曲「SONG OF LIFE」で本編が終了すると、会場からは惜しみない拍手と歓声が響き渡った。

そしてアンコールを求めるオーディエンスが、拍手の代わりに愛内里菜の初期のヒット曲「Forever You~永遠に君と~」を大合唱。再度登場した愛内はこのサプライズに涙をこらえ渾身の力を込めて熱唱。「FULL JUMP」で最後のアンコールを締めくくると、何度も「ありがとう!」を繰り返し、ファンとの最後の別れに胸を詰まらせた。

10年間愛用してきたマイクスタンドにマイクを戻しステージから愛内里菜が立ち去った後も帰ろうとしないオーディエンスからの割れんばかりのアンコールで、愛内里菜はこれまでの10年を活動してこれらことへのファンへの感謝と、これからの「大人として、女性としての成長」という新たな旅立ちの決意を胸に、「最後の曲ですが、この曲を最後に私、愛内里菜はマイクを置きます。」とラストシングル「HANABI」を紹介。

当日会場の外にはチケットを入手できなかった大勢のファンが詰めかけ、最後の別れを惜しんでいた。

9月15日にリリースされた最後のオリジナルアルバム『LAST SCENE』も、10作目のオリコンアルバムチャートTOP10入りを果たしており、改めて引退が惜しまれるが、万感の思いを寄せて10作品を残してくれた愛内里菜の今後にエールを送りたい。

◆愛内里菜オフィシャルサイト
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