稲垣潤一、デュエット記録に「こうなったら、次はギネス」

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稲垣潤一が9月28日、デュエットカバーアルバム第3弾『男と女3 -TWO HEARTS TWO VOICES-』(9月29日発売)の発表記者会見を開いた。会見では、今回のデュエット相手のひとりである荻野目洋子も登場、収録曲「異邦人」(1979年)のカバーを初生披露した。

◆稲垣潤一&荻野目洋子画像

今作『男と女3』も荻野目洋子、相川七瀬、水樹奈々など12組と数々の名曲をデュエット、これまでシリーズ3作品で34組35人の女性シンガーと34曲のデュエット曲をレコーディングしてきたことになる。「日本で最もデュエット曲を歌った歌手」になったという事実に、「こうなったら、次はギネス(世界記録更新)を目指したい」と更なる意気込みを語った。

デュエットを依頼するアーティストは、基本的に歌の上手い人、その上で幅広い年齢層の方にお願いしたいという思いがあるという。

「ある程度、この曲にこの方の歌声があうのではと想定はしているけれど、初めて声を入れたときに、想定どおりバッチリはまった時は、やった!という気持ちになります」と、デュエットの醍醐味を語った。

「第1弾は、JPOPの中でデュエットソングは意外と少なく、デュエット相手の女性アーティストの方々も、アレンジャーも初めて行なうことばかりで、手探りで始めました。その後、第1弾、第2弾と、レコード大賞を頂いて、3枚目はプレッシャーになっていたのですが、いい方向にこのプレッシャーを持っていきたいと思っていました。デュエットの方々にいい歌を歌っていただいて、デュエットという形をまた1つ進化させることができたかと思います」と、『男と女3』への手ごたえを見せた。

「荻野目さんとは、以前から、歌番組で一緒になることが多く、前々から、本当に歌の上手い方だと思っていました。一昨年にご一緒した際にも、歌の実力は申し分なく、歌の上手い荻野目さんに是非お願いしたいと思い、依頼しました。」と、その動機は実にシンプル。それを受けて、荻野目洋子は、「光栄でした!最初はおどろきました。まさか稲垣さんとデュエットすることになるとは思ってもいませんでした。」と素朴なコメント。

二人が歌ったのは久保田早紀の名曲「異邦人」だ。「オリジナルが、エスニックな雰囲気のある曲なので、リズミカルな部分を出したかったのですが、リズム感がよく歌の上手い荻野目さんならぴったりだと思いました。」という稲垣潤一に対し、荻野目洋子は「異邦人は、デビュー当時からこの歌が好きで、持ち歌が少ない時から歌ったりしていた思い入れの強い曲でした。オリジナルの良いところを残して、よりエスニック感を出した音になりました。名曲なので、デュエットできて嬉しい。レコーディングで稲垣さんに先に歌を入れていただいたときに稲垣さんの世界感を感じ、まさに新しい「異邦人」だなと思いました。」と、その出来にも満足のようだ。

「『男と女3』、またデュエットという形を進化することが出来たと思います.オリジナルと、聴き比べるなどして、是非聴いてください。」──稲垣潤一

「カラオケでも、これからのシーズン、是非歌ってください」──荻野目洋子
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