愛と運命に翻弄された、ショパンの知られざる激動の人生

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映画『CHOPIN DESIRE FOR LOVE』(原題)が、2011年3月にシネスイッチ銀座他にて公開されることが決定した。この映画は、ショパンの運命と愛に翻弄された激動の半生を、至高の旋律にのせて描いた愛の物語だ。

◆映画『CHOPIN DESIRE FOR LOVE』予告編映像

世界で最も愛される偉大なる作曲家フレデリック・ショパンは、数々の珠玉のピアノの名曲でピアノの詩人と称えられる偉大なる作曲家だが、その人生は祖国ポーランドとの別れ、長期の肺病との闘い、作曲家としての挫折と数々の苦悩にみちていたという。繊細な曲のみならず、激しい感情を揺さぶる音楽へと才能を昇華させたそこには、生涯最も愛したジョルジュ・サンドとの波乱に満ちた愛の物語があったのだ。

ショパンの人生を描いた映画にふさわしく、この映画では世界を代表するチェリスト:ヨーヨー・マ、『戦場のピアニスト』の演奏で世界を涙させたポーランドのピアニスト:ヤーノシュ・オレイニチャク、また、日本からはショパン随一の名手であるピアニスト横山幸雄ら、世界最高峰の才能が奇跡の競演を果たしている。「革命のエチュード」「夜想曲第20番」「ピアノ協奏曲第1番、2番」などショパンの生涯を語る上で欠かせない名曲の数々が奏でられている。

なお、ワルシャワ、パリ、マジョルカ島と、ショパンゆかりの現地で全てロケが行なわれ、ショパンの足跡を映像からも辿ることもできるだろう。

10月17日(1849年没)はショパンの命日。この映画にご注目を。

『CHOPIN DESIRE FOR LOVE』(原題)
祖国ポーランドを逃れ、パリに辿り着いたショパン。作曲家としての名声を手にしつつあったショパンだったがパリでは認められず失意の底にいた。そんな時、パリ社交界の寵児である女流作家ジョルジュ・サンドと出会う。あまりにも率直に愛を語るサンドの情熱にのまれ愛が始まった。すでに2人の子供をもっていたサンドは、母でありながらも、愛を抑えることは出来なかった。ショパンはサンドの愛のもと次々と名曲を生み出していた。しかし、ショパンと愛に身をやつす母を快く思わないサンドの子供たちは、二人の愛にある悲劇をまき起こす…。
監督:イェージ・アントチャク
出演:ピョートル・アダムチク、ダヌータ・ステンカ『カティンの森』、ボジェナ・スタフラ、アダム・ヴォロノーヴィチ
音楽:チェロ:ヨーヨー・マ、ピアノ:ヤヌシュ・オレイニチャク、横山幸雄
ポーランド/英語/118分
配給:ショウゲート TEL:03-6441-9695
[問]メディアボックス TEL:03-3568-7343
2011年3月、シネスイッチ銀座他全国ロードショー
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