浅田真央の使用楽曲「タンゴ」、一気にブレイク?
10月20日に発売となったコンピレーションCD『浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2010-11』から、浅田真央が今シーズンのショート・プログラムで使用するシュニトケ「タンゴ」が10月22日(金)に着うた(R)としてリリースされることになった。10月22日(金)はグランプリ・シリーズの初日だ。
◆『浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック』画像
一般的にはあまり馴染みの曲ではないが、前回ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」をヒットに結び付けてしまった浅田真央の使用曲だけに、この無名に近いクラシック曲も一気にブレイクする可能性を秘めている。
「タンゴ」を作曲したアルフレート・シュニトケ(1934-1998)は20世紀ロシア(旧ソ連邦)で活躍したドイツ・ユダヤ系の作曲家。その音楽的特徴は、しばしば多様式主義という言葉で説明されるもので、古今の作曲様式や複数のジャンルを組み合わせている手法だ。今でこそ珍しくはないものの、シュニトケは1960年代から先駆的に取り組んできた作曲家である。浅田真央が魅せる「タンゴ」は、まさにそのようなパワーに満ちた劇的な楽曲。ご注目を。
なお、この「タンゴ」とともに、『浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2010-11』に収録されているフリー・プログラム使用曲「愛の夢」(リスト)、エキシビション使用曲「バラード第1番」(ショパン)も着うた(R)で同時リリースとなる。
『浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック 2010-11』
2010年10月20日発売
TOCE-56330 2,500円(税込)
◆EMIミュージック・ジャパン・オフィシャルサイト
◆『浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック』画像
一般的にはあまり馴染みの曲ではないが、前回ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」をヒットに結び付けてしまった浅田真央の使用曲だけに、この無名に近いクラシック曲も一気にブレイクする可能性を秘めている。
「タンゴ」を作曲したアルフレート・シュニトケ(1934-1998)は20世紀ロシア(旧ソ連邦)で活躍したドイツ・ユダヤ系の作曲家。その音楽的特徴は、しばしば多様式主義という言葉で説明されるもので、古今の作曲様式や複数のジャンルを組み合わせている手法だ。今でこそ珍しくはないものの、シュニトケは1960年代から先駆的に取り組んできた作曲家である。浅田真央が魅せる「タンゴ」は、まさにそのようなパワーに満ちた劇的な楽曲。ご注目を。
なお、この「タンゴ」とともに、『浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2010-11』に収録されているフリー・プログラム使用曲「愛の夢」(リスト)、エキシビション使用曲「バラード第1番」(ショパン)も着うた(R)で同時リリースとなる。
『浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック 2010-11』
2010年10月20日発売
TOCE-56330 2,500円(税込)
◆EMIミュージック・ジャパン・オフィシャルサイト
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