ザ・ビートルズ、『赤盤』『青盤』同時TOP5入りは17年ぶり

ツイート
10月18日に最新リマスター音源で世界同時発売されたザ・ビートルズの『ザ・ビートルズ1962年~1966年』(『赤盤』)と『ザ・ビートルズ1967年~1970年』(『青盤』)が、11/1付オリコン・アルバム・ランキングで洋楽1位、2位を独占、総合ランキングでも3位(『青盤』)と4位(『赤盤』)を獲得し、揃って総合ランキングTOP5入りを果たすことになった。

2作品同時ランキングは、洋楽アーティストとしては、t.A.T.uが『t.A.T.u~デラックス・エディショ』と『t.A.T.u』で4位と5位を記録(2003/6/23付)して以来、7年4ヶ月ぶりになるという。ザ・ビートルズにとって総合ランキングでの2作同時TOP5入りは、初CD化となった1993年9月発売の『赤盤』と『青盤』が3位と5位(1993/10/4付)を記録して以来17年1ヶ月ぶりのことだ。

この『赤盤』『青盤』はザ・ビートルズ解散から3年後の1973年にアナログ・レコードで発売された。以来現在に至るまで、ザ・ビートルズの入門盤として、そして最強のベスト盤として一家に1枚…いや2枚、長い間親しまれビートルズ史上最高のセールスを記録してきた作品だ。

この2作には、デビューから解散までの全期間のシングル・ヒット曲に加え、近年人気が高まっている「イン・マイ・ライフ」や「ア・アム・ザ・ウォルラス」など、アルバムの中の1曲、シングルのB面曲なども収録。ここに収録された楽曲はシングル・ヒット曲同様に、ビートルズの代表曲として広く親しまれることになった。12月11日から全国公開される映画『ノルウェイの森』の主題歌「ノルウェーの森」も、今では誰もが知っている超有名曲なわけだが、もしこの『赤盤』に収録されていなければ、『ラバー・ソウル』の中の隠れた名曲としてひっそりと愛されていた楽曲だったかもしれない。

『赤盤』『青盤』はそれぞれ2枚組だが、現在は期間限定特別価格で各2600円で発売されている。こんなチャンスは、もうしばらくは起こり得ないだろう。この機にご購入を。

◆ザ・ビートルズ・オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス