RMEから定番オーディオインターフェイスの最新モデル「Multiface II」

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シンタックス・ジャパンはRMEのオーディオインターフェイス「Multiface II」を発売した。

「Multiface II」は、数万のオーディオ・プロフェッショナルの信頼を得て、業界のリファレンス・オーディオ・インターフェイスとしてその地位を確立したRME Hammerfall DSPシリーズの定番「Multiface」の最新モデル。「HDSP PCI Card」、「HDSPe PCI Card」、「HDSPe ExpressCard」、「HDSP CardBus Card」を経由して、Windows、MacintoshのノートPCおよびデスクトップPCと接続することが可能となっている。デスクトップではPCIおよびPCI Express、ノートではExpress CardおよびCardBusと、さまざまな環境に合わせ選択できるよう「HDSP PCI Card」、「HDSPe PCI Card」、「HDSPe ExpressCard」、「HDSP CardBus Card」それぞれのバンドルがラインナップされる(いずれもオープンプライス)。

音質において高い評価を得ているRME Firefaceシリーズ同等の回路を実装。最大のアドバンテージであるハイ・パフォーマンス、低レイテンシー、ゼロCPUロードをさらに向上させ、モバイル環境、常設システムを問わず、安定したレコーディング、リスニング環境を構築できる。多くの機能をハードウェア上で実行するというRME社のハイパフォーマンスへのこだわりが最大限のシステムパフォーマンスを約束する。

多様なインターフェイス対応も大きな特徴。アナログ、ADAT、SPDIF オプティカル、SPDIFコアキシャル、AES/EBU、ワードクロック、MIDIに対応する端子が搭載されており、36チャンネルすべての入出力を同時使用することが可能。あらゆる用途、システムに最適なインターフェイスとなっている。

CPUの負荷が非常に低いのもRME製品ならでは。搭載される多くの機能をハードウェア上のDSPで行うことで、マルチチャンネルの録音、再生時でもCPUに負荷を与えず、ストレスのないオペレーションを実現。また、DSPデジタルミキサー機能「Hammerfall DSP Mixer」(TotalMix)により、無制限のミキシングとルーティングをすべての入力および再生チャンネルで同時に可能にしているのもポイントだ。

<おもな機能>
・Hammerfall デザイン:全36のASIO チャンネル使用時でもCPU負荷0%を実現
・すべての設定をリアルタイムに変更可能
・アナログ、ADAT、SPDIF 入出力を同時使用可能
・ADATオプティカル(S/MUX 対応)経由で24bit/96 kHz・4ch録音・再生に対応
・マスター/スレーブ対応のクロック・モード
・優秀な自動マスター/スレーブクロック制御
・ADAT モードにおける卓越したBitclock PLL(オーディオ同期)テクノロジー
・ゼロレイテンシーのサブミックスと完璧なASIO Direct Monitoring
・サンプル単位の正確な配列を保障し、チャンネル間のスワッピングを防止するSyncAlign
・入力信号の同期状態を監視し、結果を表示するSyncCheck
・DIGICheck:ハードウェア内のレベルメーター、ピーク/RMS 表示、マルチトラックレコーダー
・TotalMix:内部処理40 ビット 720 チャンネルDSPデジタルミキサー

<入出力>
・アナログ・ライン入出力(1/4" TRS)x8 系統:96kHz/24 bit、SNR 111dBA
・ADAT入出力 x1 系統( SPDIF 互換)
・SPDIF 入出力 x1 系統(AES/EBU 互換)
・ワードクロック入出力 x1 系統(BNC)
・アナログライン/ハイパワー・ヘッドフォン出力
・16 チャンネルの高速MIDI 入出力 x1 系統

◆Multiface II
価格:オープン
価格改定日:2010年10月17日

◆Multiface II 製品詳細ページ
◆シンタックスジャパン
◆BARKS 楽器チャンネル
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