ASKAのライヴツアーがスタート、歌い方を忘れて思わず照れ笑い

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ASKAのライヴツアー<ASKA CONCERT TOUR 10>>11 FACES>が、10月30日、埼玉県の川口総合文化センター リリアホールからスタートした。

◆ASKA 画像@2010.10.30 川口リリアホール

今回のツアータイトルは“FACES”。ASKAはこのワードに「多面性」という意味を込め、人という多面性を持った存在であるがゆえに生まれる喜びや悲しみ、出来事や感情を歌という形で表現する。ライヴでは、11月3日にリリースされるセルフカヴァーアルバム第2弾『君の知らない君の歌』に収録されている「C-46」などを披露した。

また、最近のASKAの公演では定番となっている、ASKAが幼い頃に影響を受けた歌謡曲をカヴァーするコーナー。初日はこのコーナー終了後に、歌った楽曲に対する思い入れの深さゆえか、それともインパクトの強い曲だったためか、ASKAは自分本来の歌い方を忘れてしまい、次の曲を一度は歌い始めるも、途中で演奏を止めてまた歌い直すといった、ファンにとっては嬉しいハプニングも発生。これには思わずASKAも「ごめんごめん」と照れ笑い。ともあれ、集まったファンは、ASKAとバンドが奏でる楽曲を前に、“音楽で最高の贅沢”を堪能していた。

ツアーは途中、日本国内を飛び出し、上海やマカオで公演を行ないながら、2011年2月5日の日本ガイシホールまで続く。

一方、11月3日にリリースされるセルフカヴァーアルバム『君の知らない君の歌』は、ASKA発案のコンセプトアルバムという一面も持った作品。恋の始まりから終わり、その後までを自らがこれまでに綴った膨大な作品の中から選ばれた12曲で表現している。各曲単体としてはもちろんのこと、1枚のアルバムがひとつの恋愛小説集のような形でも成立しているので、ぜひ1曲目から最後まで通して聴いたり、もしくは1曲ずつじっくりと堪能したりと、アルバムの持つ多面性を楽しんでほしい。

◆CHAGE and ASKA オフィシャルサイト
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