<100年MUSIC FESITIVAL>、100年響け、武道館2days

ツイート

2010年11月に創立40周年を迎えるワーナーミュージック・ジャパンが、10月30日・31日の2日間、日本武道館にて<100年MUSIC FESTIVAL>を開催した。このイベントは「100年先も色あせない音楽を届けたい」という想いのもと実現した、九州男、コブクロ、Superfly、竹内まりや、トータス松本、馬場俊英、the brilliant green、BONNIE PINK、山下達郎、RIP SLYME、ROCK'A'TRENCHという、世代を超えた豪華アーティストが大集結した音楽の祭典だ。

◆<100年MUSIC FESITIVAL>画像

第一夜となる10月30日は、「VOICE POWER AUDION」でグランプリを受賞した指田郁也のパフォーマンスで幕を開け、Superfly、九州男、ROCK'A'TRENCH、トータス松本がそれぞれライヴを披露。さらにスペシャルゲストとして山下達郎と竹内まりやが揃って登場。2人の登場に観客からはどよめきと共に大歓声が起こった。

山下達郎は「こういう時にしかデュエットしないので、今日来られた方はラッキーです」と話し、2人で「Let It Be Me」を披露。30日のライヴを締めくくったのはコブクロ。「桜」「ここにしか咲かない花」といったヒット曲で構成されたセットリストでファンを盛り上げ、アンコールでは2人きりでステージに登場。小渕はデビュー曲『YELL』の誕生秘話を語り、アコースティックで『YELL』を披露。彼らにとっての第一歩となった『YELL』を観客と大合唱し、第一夜を締めくくった。


31日はまず、オープニングで出演アーティストが全員ステージに登場。いきなり武道館はオールスタンディング状態になり、その興奮冷めやまぬままトップバッターのRIP SLYMEのパフォーマンスがスタート。「100年MUSIC FESTIVALに集まったPARTY PEOPLEの皆様、盛り上がっていきましょう!」というRYO-Zの掛け声に会場は熱気に包まれ、「Good Times」「熱帯夜」の2曲を披露した。

前日と趣向を変え、この日のために結成された100年MUSIC BANDの演奏で登場したSuperfly。「これからもかっこいい曲とやさしい音楽を届けていきたいので応援よろしくお願いします」と話し、最新シングル「Wildflower」に続いて、「愛をこめて花束を」のイントロが鳴ると会場からは歓声がおこり、一言一言を丁寧に歌う彼女の暖かな歌声に包まれた。

馬場俊英は「私を必要としてくれる人がいます」をしっとりと歌い上げ。次に登場したのはthe brilliant green。「みんながこの後も、この先の人生も楽しめますように、そんな願いを込めて歌います」と「LIKE YESTERDAY」を披露した。

ライブも中盤となり登場したのは竹内まりやと山下達郎。会場の大歓声の中ステージにあがった竹内まりやは「ワーナーミュージックで10代~50代まで世代を超えて多彩なアーティストと出会う機会をいただけてこうして皆さんの前で歌うことができて光栄です。皆さんが失恋や、弱い気持ちに苛まれているようであればこの曲で元気が与えられれば」と話し、「元気を出して」を披露。さらに「この年になるまで音楽を続けてきてよかった」と話し、次に演奏したのは「人生の扉」。ステージ後方まで入った会場全ての人に呼びかけるように歌う竹内まりやに、会場からは鳴り止まない拍手が送られた。

続いて山下達郎が登場。デビューして35年、山下達郎が日本武道館でライヴを行なうのは初めてのこと。「私はワーナーミュージックの全アーティスト、スタッフ、従業員の中で最年長です。」と会場を沸かし、「武道館で自分の曲を歌うのは生まれて初めてですが、今日はお祭りなので2階の端まで届くように一生懸命歌わせてもらいます」と、「SPARKLE」を披露した。57歳とは思えぬ会場を突き抜けるような伸びやかな歌声に観客は酔いしれ、続いて「希望という名の光」を演奏。魂の熱唱に割れんばかりの拍手が会場から起こり、圧巻のパフォーマンスを見せつけた。

さらにトータス松本は「100年後にもう1回元気で歌っていたい」と「明星」「ハッピーアワー」を演奏。太陽のように力強く、明るいトータス松本の歌声で会場は笑顔に包まれ、BONNIE PINKはヒット曲「A Perfect Sky」と最新シングル「カイト」をパフォーマンスした。

2日間に渡って行なわれた<100年MUSIC FESTIVAL>の大トリを務めたのはコブクロ。コブクロの名前がアナウンスされると、一段と大きな歓声があがった。小渕は「ワーナーに所属して来年で10年を迎えます。LIVEが好きで歌い続けてきたので、今日参加できてとても嬉しいです。」と話し、新曲「Blue Bird」を披露。続き演奏されたのは、彼らの代表曲でもある「蕾」。曲の途中でマイクを外し、アカペラで2人の歌声だけが会場に響き感極まった様子の2人を見て、観客は感動の涙につつまれた。

「これから100年先も聴いてもらえるかわかりませんが、僕らはまだまだ歌い続けます。皆さんに感謝します。」と集まった1万人のファンに感謝の言葉を伝え、最後は小渕のアコーステックギター1本で「桜」を演奏。スクリーンには歌詞が映し出され、観客も皆で「桜」を口ずさみ、武道館が一体となる感動的なフィナーレとなった。

2日間で2万人を動員し、披露する全ての曲がヒット曲であり、誰が必ず一度は耳にしたことのある曲のオンパレードとなったライブの模様は、11月27日18:00よりWOWOWにてOAされる。

<WARNER MUSIC JAPAN 40th Anniversary~100年MUSIC FESTIVAL~>
@東京日本武道館
2010年10月30日(土)
指田郁也
・bird
・笑ってよ
Superfly
・Alright!!
・How Do I Survive?
・Wildflower
・Free Planet
・タマシイレボリューション
・Dancing On The Fire
・Eyes On Me
九州男
・HB
・music♪
・MC
・Brand New Days
・少年⇔未来~映画のようなメモリー~
ROCK'A'TRENCH
・Jump Star
・My SunShine
・Don't Stop The Music
・Every Sunday Afternoon
・Music is my Soul
トータス松本
・マイウェイ ハイウェイ (Acoustic ver.)
山下達郎&竹内まりや
・Let It Be Me
コブクロ
・桜
・ここにしか咲かない花
・流星
・風
・Blue Bird
・轍
・EN:YELL

2010年10月31日(日)
RIP SLYME
・Good Times
・熱帯夜
Superfly
・Wildflower
・愛をこめて花束を
馬場俊英
・勝利の風
・私を必要としてくれる人がいます
the brilliant green
・There wiil be love there  -愛のある場所-
・LIKE YESTERDAY
竹内まりや
・元気を出して
・人生の扉
山下達郎
・SPARKLE
・希望という名の光
トータス松本
・明星
・ハッピー アワー
BONNIE PINK
・A Perfect Sky
・カイト
コブクロ
・Blue Bird
・蕾
・桜
◆オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報