稲垣潤一&辛島美登里、フルオーケストラと豪華コラボ

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11月1日(月)、上野・東京文化会館で11月18&19日に行なわれる<シンフォニック・ガラ>コンサートの発表記者会見が開かれた。

◆<シンフォニック・ガラ>コンサートの発表記者会見画像

記者会見には、稲垣潤一、辛島美登里の他、つのだ☆ひろ、指揮・プロデュースを担う大友直人、音楽監督の千住明が出席した。公演はクラシックの聖地で、演奏は新日本フィルハーモニー交響楽団が行なうという、現代のポップスとクラシックの豪華コラボにより新たな音楽世界が繰り広げられることとなる。

今回の公演にあたって、大友直人は、「クラシック専用としてかつてクラシックの演奏以外は使えなかった聖地:東京文化会館の豊かな響きの中で新しい音楽の世界を作っていきたい。日本で作れる最高の音作りを目指していきたい」と公演の主旨をコメント。音楽監督の千住明も、「現代に生まれたPOPSを今後何百年も残せるものとして、作っていきたい」と、その意気込みを語った。

今回、フルオーケストラと初めて共演する稲垣潤一は、「初めてなので、心うきうきな部分と、プレッシャーな部分があります。コンディションは万全で進めたい。オリジナル曲、デュエット曲を、オーケストラで歌って、曲が生まれ変わるのも楽しみです」とコメント。辛島美登里は「色々はじめての要素があって、楽しみと緊張でいっぱいです。メカニズムではなく、すべて人の力で、作っていくというのは、素晴らしいと思う。緊張感と集中した中で、ライブならではのものが出せると思います。デュエットに関しては、今回は、リズム隊がないけれど、どうやって埋めていくかが楽しみです。」と共に期待感を表わした。

つのだ☆ひろも「クラシックの聖地で、僕自身楽曲を後世に残す形でアレンジしていただき、フルオーケストラの前で歌うのは非常に光栄です。かたじけない」と、喜びをかみしめた。

また、今回3人を起用した理由について、大友は「今まで、第1回から加山雄三さん谷村新司さんという先輩方とご一緒されていただいてきましたが、今回は、同じ世代の同じ音楽的経験をしたアーティストの方とご一緒したいと思った」とその思いを語った。

「自分達が出来る最高の音楽を、日本最高のクラシックの聖地で目指したい」という意気込みを持って、繰り広げられる<シンフォニック・ガラ>。稲垣潤一と辛島美登里は、アルバム『男と女』収録曲「PIECE OF MY WISH」を、名門オーケストラ・新日本フィルハーモニー交響楽団をバックにデュエットで歌う予定だ。
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