オバマ大統領をも魅了したエリック・ルイス、“規格外”のインストア

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オバマ大統領がホワイトハウスへ招待した、と、各メディアが取り上げて話題沸騰中のニューヨークのジャズピアニストEric Lewis(エリック・ルイス)。彼が11月3日、東京・六本木のTSUTAYA TOKYO ROPPONGIにてアルバムのリリース記念となるイベントを開催した。

◆エリック・ルイスの画像、「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」PV

同店のオープン以来初めてという、グランドピアノを店内に持ち込んでの“規格外”のライヴ。エリック・ルイスは、ピアノに自身の感情をぶつけるような迫力あるパフォーマンスで全8曲を披露。急遽決定した夜9時からのライヴにも関わらず、動員数においても同店インストア・ライヴでの新記録を打ち立てた。

また、今回の単独初来日でのブルー・ノート公演も、東京では、新人として異例の3日間6ステージを開催。しかし初日から口コミで動員を伸ばし続け、SOLD OUTでラストステージを終えたばかりだ。

23歳の時に、ジャズ界の巨星セロニアス・モンクの名を冠したコンペティション<セロニアス・モンク・インターナショナル・ピアノ・コンペティション>で優勝したエリック・ルイス。彼が注目されるのは、ニルヴァーナの「SmellsLike Teen Spirit」や、ローリング・ストーンズの「Paint Ot,Black」といったロックチューンを、オリジナルな解釈でソロ・ピアノで大胆にカヴァーした“ROCKJAZZ”という新境地と、甲冑を腕にはめ、立ったまま格闘するかのようにピアノに向かい、さらに鍵盤以外の部分を多用したアグレッシブでクリエイティブなプレイスタイルであるがゆえ。New York TimesやCNNといったメディアはもとより、ダスティン・ホフマン、レオナルド・ディカプリオ、マドンナ、ミック・ジャガー、スティング、北村龍平などの著名人からも賞賛を浴び、かのオバマ大統領は、ミッシェル夫人の熱望からホワイトハウスに彼を呼び寄せたほどだ。

そんな彼の表現が凝縮されているのが、10月27日にリリースされたばかりのアルバム『ROCK JAZZ vol.1』。この作品には、先に述べたニルヴァーナやローリング・ストーンズのほか、「クロックス」(コールドプレイ)、「スウィート・ホーム・アラバマ」(レナード・スキナード)、「イージアー・トゥ・ラン」(リンキン・パーク)、「ナイヴズ・アウト」(レディオヘッド)など全13曲が収められている。

来日中にも多くのニュース番組や情報番組で取り上げられたエリック・ルイス。TV出演後には、エリック・ルイスの名はGoogle急上昇ワードで16位にまで上昇。アルバム『ROCKJAZZ vol.1』も、iTunesジャズ・フュージョントップセラーの2位に急上昇し、楽曲単位でも50以内に4曲がランクインした。また、USTREAMの生中継では「すげかった!アグレッシブなときは正にピアノの鬼神」「終わり!? もっと聴きたい~!!!!」「ピアノでこれほど表現できるなんて…」「重金属が空から降り注ぐような音ですね!」などと呟かれ、レーベルによると、早くも次の来日を望む声が早くも寄せられているという。


◆エリック・ルイス オフィシャルサイト
◆iTunes Store Eric Lewis『ROCKJAZZ VOL.1』(※iTunesが開きます)
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