久石譲の娘・麻衣、初のショーケースライヴを開催

ツイート

作曲家・久石譲の娘で、4歳のとき、映画『風の谷のナウシカ』の挿入歌「ナウシカ・レクイエム」(<ラン・ランララ~♪>のメロディーの曲)を歌ったエピソードでも知られる麻衣が、11月22日に銀座ヤマハホールにてショーケースライヴを行ない、12月15日に発売する自身初のアルバム『麻衣』から新曲を初披露した。

◆麻衣 画像@2010.11.22 銀座ヤマハホール

真っ赤なドレスに身を包み登場した麻衣は、サポートに鍵盤、ギター、パーカッションを迎えた生演奏で、ニンテンドーDS用ゲーム『二ノ国 漆黒の魔導士』主題歌「心のかけら」や、キョーリン製薬グループCM曲「大きな木」など5曲(+アンコール1曲)を披露。豊かな残響特性を持つこの銀座ヤマハホールにて、伸びやかな歌声を披露した。

「3年前に訪れたスウェーデンで、現地の作家達とデモの制作をしたのがきっかけ」というこの1stアルバム。ところが作り上げた音は、「最終的にできあがった曲を聴いたら、まったくスウェーデンっぽくなくて、むしろ私らしい曲ができあがりました。海外にいると日本の素晴らしさを再認識することが多いですが、日本で生まれ育った私のルーツがこのアルバムには込められているので、日本の方々に聴いてほしいという想いで作りました。」とのこと。また、アルバムの中には“家族”や“親子”をテーマにした楽曲も。ちなみにアルバム制作時には、父・久石譲も同じアーティストの先輩として、麻衣にいくつかアドバイスをしたようで、麻衣は「父がアドバイスをくれ、とっても感謝しています」と、話した。

「ずっと自分のアルバムを出したいと思っていたけれど、これまでなかなか機会に恵まれず、本日このような日を迎えることができて、本当に嬉しい。みなさんにとても感謝しています」と感慨深く語り、最後にアンコールとしてピアノ1台をバックに「空の奇跡を」歌った。

ちなみにこの日のショーケースライヴは、チケットの一般発売はなく、すべて関係者のみ。300名ほどが訪れた会場は、麻衣の歌声が作り出す暖かい雰囲気につつまれていた。

【ショーケースライブ概要】
会場:銀座ヤマハホール
日時:2010年11月22日(月) 開演 19:00
内容:自身初のアルバム『麻衣』より計6曲パフォーマンス

■ セットリスト
1.きみを守りつづける(HONDA Wiiの間 企業ムービー テーマ曲)
2.大きな木(キョーリン製薬グループCM曲)
3.心のかけら(ニンテンドーDSソフト『二ノ国 漆黒の魔導士』エンディングテーマ)
4.永遠の地へ
5.Lullaby
6.空の奇跡

◆麻衣 オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報