せんだみつお、ビリー・バンバンに復帰か?

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ビリー・バンバンが11月23日(火・祝)東京国際フォーラムでコンサートを行なった。「また君に恋してる」のヒットも手伝い、各地のコンサートは満員盛況。この日のコンサートも即日完売し、3月に追加公演を行なう程の人気だ。

◆ビリー・バンバン&せんだみつお画像

開演に先立ったリハーサルには、元メンバーのせんだみつおが応援にかけつけた。せんだみつおはコンガを持参し、強引にリハーサルに乱入。「やりにくいなぁ…」と嫌がる兄の菅原孝を見向きもせず、強引に菅原兄弟の間に入ってデビュー曲「白いブランコ」演奏に参加。せんだは「政治と同じように、これからは3人のトロイカ体制でいったほうが売れる!」と、現在のビリバン人気に便乗するかのように、再加入を直訴した。

リハーサル終了後、楽屋で行なわれた囲み取材では、「また君に恋してる」について、兄の孝は「冬美ちゃんが歌ってくれて本当に良かった!ボクはこの唄、毎回自分の妻の事を思って歌ってます!」と団塊世代の夫婦のラブソングである事をアピール。紅白にオファーがあったら?の質問に、弟の菅原進は「母が92歳で、今日もコンサートに来てるぐらいに元気。紅白に出場して母親を呼んで親孝行したい!」と、孝行息子の美談で締まるはずの会見だったが、お約束のようにせんだみつおが割り込み「ビリバンが出場の暁には、2秒でいいから応援団で出演させて!」とカメラに向かって自己アピール。なぜ、せんだみつおがビリー・バンバンのメンバーだったのか…事実は小説より希なり、なのだ。

コンサートは、「白いブランコ」「また君に恋してる」といったヒット曲に、孝、進のソロ・コーナーを挟みメドレーを含む24曲、2時間30分たっぷり演奏し、満員の1500人の観衆を満足させた。

※せんだみつおとビリー・バンバンの関係
ビリー・バンバンは1967年に菅原孝&進の兄弟に、パーカッション担当のせんだみつおの3人で結成。当時、せんだみつおはムッシュ中野の名を語り活動していたものの、1969年1月のデビュー直前に、レコード会社の「兄弟デュオで売り出したい!」との意向で、せんだみつおは半ば強制的に脱退させられた。ナハナハ。
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