DAITA、デビュー15周年記念ロング・インタビューを公開
プロのミュージシャンからも一目置かれるギターヒーローとして一番に挙がるのがDAITAの名前。2010年はSIAM SHADEのメンバーとしてデビューしてから15周年という節目。そのメモリアルとして11月19日にはオンラインショップ限定で15周年Anniversary Live CD & DVDもリリース。そして、2ndライヴアルバム&5thライヴDVDもリリース。これら作品のことはもちろん、SIAM SHADE解散後はソロとして活動をし、自らリーダーを務めるBINECKSでの活動も経て節目を迎えた現在の心境、常に攻めの姿勢のギターカリスマの今後を聞くロング・インタビューをお届けしよう。
◆DAITA、ロング・インタビュー~拡大画像~
――デビュー15周年というのは、区切りとしてどんな心境?
DAITA:15周年を迎えて何か変わったかっていうと、特に変わってなくて。いつも俺は攻めだから(笑)。10周年のときは、ちょうどSIAM SHADEが解散してもう3~4年経ってたんだよね。ソロで活動はしていたけど、何かやろうかっていう空気がなかった。何周年ということには、昔は執着してなかったんだよね。でも、氷室(京介)さんの15周年コンサートから自分が関わらせてもらって、意識するようになりはじめたときには、まさか自分がそんなことをやるなんて思ってもなかったんだけど。でも、15年目を迎えられたって実感したときに、こんなに長く続けられるのは幸せだなと思ったね。
――6月12日のC.C.Lemonホールでのライヴ<DAITA 15th Anniversary year series 2.2010.6.12 Shibuya C.C Lemon Hall「THE GUITAR EMISSION D-ISM」>がそのメモリアルイベントだったわけですが。お祭りのようでした。
DAITA:そう(笑)。これまで15年、応援してくれた人にお礼も言いたかったし。普通は俺とファンだけで騒ぐみたいな感じなのかもしれないけど、ソロの他、BINECKSっていうバンドもやっているし、合わせ技で出来ないかなぁって考えたときに、“色んなバンドの人たちが参加するのは面白いんじゃない?”って。そんなに友達は多いほうじゃないけど、付き合うと意外と長いタイプなので、15年のキャリアの中で出会った音楽仲間がいるわけだし。そういう仲の良い友達を迎えて。本当に素晴らしいアーティストばかりだったね。
――DAITAヒストリー集大成のラインナップでしたね。仕込みも大変だったのでは? 出演交渉も含めて。
DAITA:基本的にお酒呑んだり、ざっくばらんに話す仲間ばかりだったので、軽いノリで頼んだら出てくれて。みんな忙しいのにスケジュールを空けて出てくれたりしたので、良い仲間だなぁと。
――スペシャルバンド“Vo.KOHSHI(FLOW)、B.BOH(BINECKS)、Dr.ゆうや(シド)”にギターで参加したGLAYのHISASHIさんはツアー直前でしたし。
DAITA:そうそう(笑)。リハーサルの真っ最中で。一番仲の良いギタリスト友達なんだよ。GLAYはデビューも近かったし、インディーズ時代に活動していた場所も近くて、メンバーはみんな昔から知ってる。氷室さんとGLAYが一緒にイベントをやったときも、俺は氷室さんのバンドで一緒にステージにも立っているんだよね。
――HISASHIさんが「1/3の純情な感情」をDAITAと一緒に弾いているというのはかなりレアだった(笑)。
DAITA:あれはHISASHIくんのリクエストなんだよ。シドのゆうやくんにも、FLOWのKOHSHIくんにもアンケートをとったんだけど、みんなが“SIAM SHADEの曲を一曲でいいからやりたい”って(笑)。中でも一番押していたのは、ゆうやくんだったけど。彼以上のフリークはいるのかっていうくらいだったからね(笑)。はじめはやるのを躊躇していたんだけど、周りも含め“やっても良いかな”という空気になったので、一曲だけやらせてもらった。
――そのSIAM SHADEのNATCHINと淳士も参加して。
DAITA:そう。そこで演奏しはじめただけで、観に来た人のノリが全然違うっていう。やっぱりまだみんな求めてくれているのかな(笑)。
――求めてますよ。だからSIAM SHADEのトリビュートアルバム(『SIAM SHADE Tribute』10月27日発売)もリリースされたわけですから。
DAITA:今年はSIAM SHADEのデビュー15周年ということもあるけど、海外のミュージシャンが日本のバンドをトリビュートしてアルバムを一枚作るなんて前代未聞だと思う。そういうバンドがいたってことを、今の若い人たちとか、音楽のジャンルの好き嫌いはあるにせよ、そういう人たちにも“こういうバンドがいたんだぜ”っていうことを届けられるきっかけになったのは素晴らしいことだと思う。
――ギタリスト同士のコラボというところで、押尾コータローさんとのステージも面白かった。
DAITA:ギターマガジンという雑誌で表紙を二人で飾るというのがあって一緒にインタビューを受けたんだよ。そこで仲良くなって。ガンダムのアコースティックトリビュートという作品に一緒に参加した方でもある。俺は自分が知らない人ことをやってる人とか、出来る人に対してのリスペクトが大きいんだけど、押尾さんはアコギ一本で、しかも、アコースティックのアプローチらしからぬ個性的なプレイをする。本当に尊敬しているから一回共演してみたいなぁと思っていて。
――より子は以前、DAITAがプロデュースを手がけたアーティストですね。
DAITA:彼女のライヴにゲストで出て、一曲一緒にやったことが一度あったんだけど、それ以来の共演で。あの日は二曲やったんだけど、「Break the cocoon」は、彼女がリスタートを切ったときの思い入れが強い曲で、この曲のレコーディングに俺が参加したのが縁。その後、「ダイヤの花」を一緒に作ったんだよね。俺が彼女のコンサートでギターを弾く話もあったんだけど、彼女の体調の問題で出来なかったんだ。だからまた一緒にステージに立ちたいという思いもあったし、チャンスがあれば、やりたいっていう話もしていたから、その夢も叶った。
◆DAITA、ロング・インタビュー~拡大画像~
――デビュー15周年というのは、区切りとしてどんな心境?
DAITA:15周年を迎えて何か変わったかっていうと、特に変わってなくて。いつも俺は攻めだから(笑)。10周年のときは、ちょうどSIAM SHADEが解散してもう3~4年経ってたんだよね。ソロで活動はしていたけど、何かやろうかっていう空気がなかった。何周年ということには、昔は執着してなかったんだよね。でも、氷室(京介)さんの15周年コンサートから自分が関わらせてもらって、意識するようになりはじめたときには、まさか自分がそんなことをやるなんて思ってもなかったんだけど。でも、15年目を迎えられたって実感したときに、こんなに長く続けられるのは幸せだなと思ったね。
――6月12日のC.C.Lemonホールでのライヴ<DAITA 15th Anniversary year series 2.2010.6.12 Shibuya C.C Lemon Hall「THE GUITAR EMISSION D-ISM」>がそのメモリアルイベントだったわけですが。お祭りのようでした。
DAITA:そう(笑)。これまで15年、応援してくれた人にお礼も言いたかったし。普通は俺とファンだけで騒ぐみたいな感じなのかもしれないけど、ソロの他、BINECKSっていうバンドもやっているし、合わせ技で出来ないかなぁって考えたときに、“色んなバンドの人たちが参加するのは面白いんじゃない?”って。そんなに友達は多いほうじゃないけど、付き合うと意外と長いタイプなので、15年のキャリアの中で出会った音楽仲間がいるわけだし。そういう仲の良い友達を迎えて。本当に素晴らしいアーティストばかりだったね。
――DAITAヒストリー集大成のラインナップでしたね。仕込みも大変だったのでは? 出演交渉も含めて。
DAITA:基本的にお酒呑んだり、ざっくばらんに話す仲間ばかりだったので、軽いノリで頼んだら出てくれて。みんな忙しいのにスケジュールを空けて出てくれたりしたので、良い仲間だなぁと。
――スペシャルバンド“Vo.KOHSHI(FLOW)、B.BOH(BINECKS)、Dr.ゆうや(シド)”にギターで参加したGLAYのHISASHIさんはツアー直前でしたし。
DAITA:そうそう(笑)。リハーサルの真っ最中で。一番仲の良いギタリスト友達なんだよ。GLAYはデビューも近かったし、インディーズ時代に活動していた場所も近くて、メンバーはみんな昔から知ってる。氷室さんとGLAYが一緒にイベントをやったときも、俺は氷室さんのバンドで一緒にステージにも立っているんだよね。
――HISASHIさんが「1/3の純情な感情」をDAITAと一緒に弾いているというのはかなりレアだった(笑)。
DAITA:あれはHISASHIくんのリクエストなんだよ。シドのゆうやくんにも、FLOWのKOHSHIくんにもアンケートをとったんだけど、みんなが“SIAM SHADEの曲を一曲でいいからやりたい”って(笑)。中でも一番押していたのは、ゆうやくんだったけど。彼以上のフリークはいるのかっていうくらいだったからね(笑)。はじめはやるのを躊躇していたんだけど、周りも含め“やっても良いかな”という空気になったので、一曲だけやらせてもらった。
――そのSIAM SHADEのNATCHINと淳士も参加して。
DAITA:そう。そこで演奏しはじめただけで、観に来た人のノリが全然違うっていう。やっぱりまだみんな求めてくれているのかな(笑)。
――求めてますよ。だからSIAM SHADEのトリビュートアルバム(『SIAM SHADE Tribute』10月27日発売)もリリースされたわけですから。
DAITA:今年はSIAM SHADEのデビュー15周年ということもあるけど、海外のミュージシャンが日本のバンドをトリビュートしてアルバムを一枚作るなんて前代未聞だと思う。そういうバンドがいたってことを、今の若い人たちとか、音楽のジャンルの好き嫌いはあるにせよ、そういう人たちにも“こういうバンドがいたんだぜ”っていうことを届けられるきっかけになったのは素晴らしいことだと思う。
――ギタリスト同士のコラボというところで、押尾コータローさんとのステージも面白かった。
DAITA:ギターマガジンという雑誌で表紙を二人で飾るというのがあって一緒にインタビューを受けたんだよ。そこで仲良くなって。ガンダムのアコースティックトリビュートという作品に一緒に参加した方でもある。俺は自分が知らない人ことをやってる人とか、出来る人に対してのリスペクトが大きいんだけど、押尾さんはアコギ一本で、しかも、アコースティックのアプローチらしからぬ個性的なプレイをする。本当に尊敬しているから一回共演してみたいなぁと思っていて。
――より子は以前、DAITAがプロデュースを手がけたアーティストですね。
DAITA:彼女のライヴにゲストで出て、一曲一緒にやったことが一度あったんだけど、それ以来の共演で。あの日は二曲やったんだけど、「Break the cocoon」は、彼女がリスタートを切ったときの思い入れが強い曲で、この曲のレコーディングに俺が参加したのが縁。その後、「ダイヤの花」を一緒に作ったんだよね。俺が彼女のコンサートでギターを弾く話もあったんだけど、彼女の体調の問題で出来なかったんだ。だからまた一緒にステージに立ちたいという思いもあったし、チャンスがあれば、やりたいっていう話もしていたから、その夢も叶った。
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