ザ・クラッシュ、映画『London Calling』を制作

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ザ・クラッシュの名作『London Calling』(1979年)の制作時の模様を描いた映画が制作されるという。ポール・シムノン(B)、ミック・ジョーンズ(G)がエグゼクティヴ・プロデューサーとして協力。さまざまな逸話があるレコーディングの模様を正確に伝えるという。

リリー・アレンのお母さんで同映画のプロデューサーであるアリソン・オーエンは、「世界中のクラッシュ・ファンはずっと、彼らのたぐい稀なストーリーが正確に映画化されるのを待ちわびていました。ミックとポールがこのプロジェクトに賛同し、支援してくれることを嬉しく思っています」と話している。

タイトルはそのまま『London Calling』。台本は、ショーン・ペン主演の『Fair Game』を手がけたジェズ・バターワースが執筆する。キャストはまだ決まっていない。

アルバムは、ガイ・スティーヴンス(1981年に38歳で死亡)がプロデュース。アルコール依存症だった彼は、レコーディング・スタジオで椅子を壁に投げつけたり、高価なピアノにワインを注いだりと、周囲は彼をどう扱ったらいいのかわからなかったと言われる。しかし、完成した作品はザ・クラッシュだけでなく、パンクそのものの評価をも高めたロック史に残る名作となった。

Ako Suzuki, London
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