<QUATTRO MIRAGE VOL.1>THEATRE BROOK×怒髪天レポート

ツイート

タワーレコードの梅田大阪マルビル店15周年、梅田NU茶屋町店5周年のダブルアニバーサリーを記念して、CLUB QUATTROで繰り広げられる<QUATTRO MIRAGE Vol.1~ROCK'N'ROLL ADDICTION~>。最終日は東京の初日でミラクルを起したTHEATRE BROOKと怒髪天だ。

◆<QUATTRO MIRAGE VOL.1>画像

▲THEATRE BROOK
▲怒髪天
▲THEATRE BROOK×怒髪天
この日は11月15日(水)の東京公演とは逆の順番でTHEATRE BROOKが先発。各メンバーのテクニックに裏打ちされた重厚な演奏でオーディエンスを引き込み、「THEATRE BROOK史上最も売れたシングル」と紹介された「裏切りの夕焼け」で会場は最初のピークを迎える。そして彼らの初期代表曲「ドレッドライダー」のイントロが鳴ると会場の後方からも大きな歓声があがり、フロアは恒例のピースサインの輪が少しずつ広がっていく光景が印象的な空間へ。

MCでは佐藤タイジが「自分のMCは終盤はゆるめで。面白いのは怒髪天ですから。」と言って会場を和ませる。そしてエマーソン北村のイントロフレーズが心地いい「イカロスの大地」、壮大な「夢とトラウマ」、そしてラストは「ありったけの愛」でトドメを刺すような冴えた演奏でフロアを圧倒した。

そして東京、大阪と続いたイベントの大トリを飾るのは怒髪天。暗転してお馴染みのSEが鳴ると会場の温度が一気に上がり、あっという間に温度MAXの盛り上がり。MCでは増子直純が、おなじみ絶妙な時事芸能ネタで大爆笑を誘う。そして「坂詰克彦が一番尊敬するドラマーであるTHEATRE BROOKの沼澤さんと共演出来て光栄」と伝えると、後ろで坂詰本人も深く頷く場面も。ニューシングル「Merry X'mas Mr.Loneleyman」から「NO MUSIC,NOLIFE.」、そしてラストの「喰うために働いて生きるために唄え!」での大合唱で本編は終了する。

そしてアンコール。何か起きそうな予感がする若干のセットチェンジが済むと怒髪天メンバーが再登場。増子直純が「大阪なんで無茶なことをしようかなと。」と言って呼び込んだのはTHEATRE BROOKから佐藤タイジとエマーソン北村。悲鳴のような歓声が上がる中、始まったのは怒髪天の演奏によるTHEATRE BROOKの楽曲「捨てちまえ」。そう、東京公演とは逆のコラボが実現したのだ。そして間髪を入れずにそのままのメンバーで怒髪天の「オトナのススメ」へというミラクルが続いて会場は一体となった。

終演後、怒髪天アコースティックヴァージョンの「NO MUSIC,NOLIFE.」が流れる中、ステージ上メンバー全員で手を繋いで挨拶。東京、大阪あわせて8DAYSのファイナルは温かい拍手が沸き起こる中で幕を閉じた。

PHOTO by KAZUKI WATANABE

<QUATTRO MIRAGE>
2010年12月1日(水)
THEATRE BROOK
1.明日のかけら
2.SNAKEBOOTS
3.裏切りの夕焼け
4.お尻をひっぱたけ!
5.ドレッドライダー
6.イカロスの大地
7.夢とトラウマ
8.ありったけの愛

怒髪天
1.GREAT NUMBER
2.ヤケっぱち数え歌
3.労働CALLING
4.枯レ葉ノ音
5.トーキョーロンリーサムライマン
6.傷跡のバラッド
7.Merry X'mas Mr. Lonelyman
8.酒燃料爆進曲
9.NO MUSIC,NO LIFE.
10.喰うために働いて生きるために唄え!
EN1.捨てちまえ
EN2.オトナのススメ( with 佐藤タイジ&エマーソン北村 from THEATRE BROOK)

◆<QUATTRO MIRAGE>オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス