五十嵐公太の果報は寝て待つ!第12回「オトコとオンナ」

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「全日本人ドラマー化計画」進行中ですが、最近、ドラマー人口が確実に増えているなあ、と実感することが多々あります。

子供から年配の方々まで年齢もさまざま。特に注目すべきは、女性ドラマーが多いこと!ドラムイベントなどでも女性の参加率が多い多い!実に嬉しいことです。

正直に言うと、むかしは女性がドラムを叩くことに対してはあまり好意的には思えなかったな。ナゼって?ドラムの前にドッカと座って「男に負けないわよ!」的なプレーをされてしまったら、オトコとしてはもう言葉もでないじゃないですか…苦笑

ところが、最近はそうじゃなくなった。女の人のドラムスタイルが変わった。オトコの相変わらずチカラ業的なプレイスタイルが多いのに対して女性ドラマーはゆったりとチカラが抜けていて音色も奇麗。オトコにありがちな「行ってまえ!」的な攻めたプレイも女性にはほとんどない。しっかりとビートをキープ!そこには、何か「母なる大地」を思わせるような安心感がある。一般にクルマの運転などでも、女性の方がマイペース。悪くいうと周りを見ていない!?社会性が無くて…!?なんていわれることも多いけれど、ドラムに関していえばそこがいい?笑
明らかにオトコのドラムとは違う魅力。

70年代のライブコンサートでは、まだPAシステムが今のように発達してなかったから、ヴォーカル以外は生音が当たり前だった。ギターやベースは大きなアンプで音量が稼げるけれど、ドラムは生音。当然、対抗するするためにドラム=デカイ音っていうのが絶対条件だった感じ。ある意味「音量」はドラマーのステイタス!?音がデカイ=カッコいい!的にモテはやされる。自分もずいぶんイジメられたよ!?フュージョンでもそんなに小さな音はしてない!って。手に血豆つくってブンブン!これでもか!って。苦笑

でも、今だから言わせてもらうけど、音がデカイ!ってことが重要なんじゃなくてキレイに抜ける音が大切だってこと。がむしゃらに叩いた、デカイだけでつぶれた音は決して抜けてこないし!心地よくない!時代が変わってPAシステムも発展した。そんな環境の中、イチバン大切なキレイに抜ける音を出しているのが実は女性ドラマーだったりする。

「おとこども~!負けてられないぞ~!?

とにかくチカラを!

チカラを!

ぬけ~!?」
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