薬師丸ひろ子、映画『わさお』主題歌「僕の宝物」を公開レコーディング

ツイート
12月13日、薬師丸ひろ子が、東京港区のソニー・ミュージックスタジオで公開レコーディング&記者会見を行なった。これは2011年3月5日からロードショー公開される東映映画『わさお』(監督・錦織良成)に主演すると同時に、主題歌「僕の宝物」を歌うことになったもの。

◆薬師丸ひろ子画像

薬師丸ひろ子が自らの主演映画で主題歌を歌うのは、1989年10月4日に発売した「Windy Boy」(映画『READY!LADY』主題歌)以来、22年ぶりで、今作で9作目となるものだ。

『わさお』は、ご存知青森県鰺ヶ沢町のイカ焼き店にいる秋田犬で、捨て犬から人気犬になったわさおの実話をもとにした物語だ。わさお自身が自分役で出演しており、その飼い主役として主演するのが薬師丸ひろ子だ。大の犬好きだが、動物映画に出るのは初めてのこと。

主題歌「僕の宝物」は、映画のサントラも手がけた海田庄吾が作曲、Kiroroの玉城千春が作詞を手がけた作品。大人から子どもまで幅広い年代に親しまれそうな心温まる作品に仕上がっているという。

「10月からみんなで頑張って撮影してきた映画が完成して、なおかつ最後に少年とわさおの心が通い合うその絆をもう一度、主題歌という形で、歌を通して見ていただいた方にお伝えできる役目をいただきましたので、大変緊張もしました。久しぶりの映画主題歌ですが、皆さんに歌っていいと言われましたので、私がわさおの気持ちを代弁しようと思い歌わせていただきました」──薬師丸ひろ子

ゆったりとしたテンポの曲で、歌詞の一言一言を噛みしめるように歌い、「素晴らしい主題歌をいただいてとても感謝しています。こういうふうに伸びやかなリズムで、ひとつひとつ大事な言葉を乗せていくというのが想像以上に難しいレコーディングでした」という「僕の宝物」だが、わさおの飼い主の菊谷さんからはも、「素晴らしい主題歌!」と絶賛しているとか。

「青森・鰺ヶ沢の自然なくしては映画が語られないくらい壮大な景色の下、素晴らしい大自然に助けられながらお芝居をすることができました。またちょうどリンゴが木に実り始めている時期で、青森の一番美しい季節に撮影を行なうことができたんじゃないかなと思います。この映画は、わさおの本来持っている個性や普段生きている風景を大切にして描いた作品ですが、犬と人間が一体となった新しい動物映画ができたように思います」──薬師丸ひろ子

主題歌「僕の宝物」は、12月14日からレコチョクなど主要配信サイトで着うた(R)先行配信がスタート、シングルCDの発売は2011年3月2日の予定となっている。

「僕の宝物」
2010年12月14日(火)~
レコチョク(R)他、主要配信サイトにて着うた先行配信スタート
※「わさお」待ち受け画像付き
■僕の宝物(1番Aメロ「目を閉じて耳をすます」)…特典待ち受け画像「至福のわさお」
■僕の宝物(1番メインサビ「僕はここにいるよ」)…特典待ち受け画像「笑うわさお」

2011年3月2日発売
TOCT-40411 1,000円(税込)
1.僕の宝物
2.映画「わさお」サントラメドレー
3.僕の宝物オリジナルカラオケ
※特典わさお写真カード付録

この記事をツイート

この記事の関連情報