44年の歴史に感謝を込めて、ミュージシャンが自らコンサートを企画<さよならヤマハ渋谷店コンサート>

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2010年12月26日をもって44年の歴史に幕を降ろすことになるヤマハ渋谷店にお世話になったミュージシャンが、渋谷店へのお礼にコンサートを行なう。

「ヤマハ渋谷店」は、1966年11月12日、渋谷区道玄坂2-10-7に、ひときわ大きな楽器店としてオープン。ヤマハ直営の楽器店としての側面だけではなく、音楽教室/ライブ・ハウス/R&D等も併設し、音楽の情報発信/交流の場として、プロ・アマ問わず、多くの音楽家から愛されて続けて来た場所でもある。

そのヤマハ渋谷店が、2010年12月26日をもって44年の歴史に幕を降ろすことになる、と言うニュースを知った数多くの人たちの中の1人、ミュージシャンの松武秀樹がTwitter上で「渋谷店にお世話になったミュージシャンのみんな、渋谷店へのお礼にコンサートをやろう!」という掛け声のもと、まずはTwitterを通じてミュージシャンの向谷実、倉田信雄、ホッピー神山、山川 恵津子らが参加を表明。そこからさらに声かけが広がり、日本の音楽シーンを司ってきた重鎮達が集結、出演ミュージシャンは総数40名以上となる「さよならヤマハ渋谷店コンサート」が企画された。

このコンサートでは、普段はあまり観ることができないミュージシャンの組み合わせによるユニットでのアンサンブル、歴代のシンセサイザーとキーボーディストが総動員で演ずるセクション、このコンサートのためだけに、松井 五郎・作詞、山川 恵津子・作曲で特別に書き下ろされる曲など、今までの日本国内音楽シーンの中においても他に例を見ない…まさにヤマハ渋谷店44年の歴史、それとリンクし、リスペクトする幅広い楽曲の数々が繰り広げられるコンサートとなる。

ヤマハ渋谷店閉鎖に向けたこの動きに際して、ヤマハ関連からの厚意も受けられ、ヤマハ銀座スタジオから2日間のリハーサルに向けたスケジュール調整、ヤマハミュージック東京 ART渋谷からYAMAHA CF IIISコンサート・グランド・ピアノなどの貸し出し手配、株式会社エピキュラスの音響グループからSRチーム構成など、まるで、何十年もかけて拡散していった多くの才能が、各々握りしめたパズルの欠片を渋谷に持ち帰って、ひとつの大きな絵に仕上げるかのようなヤマハ連携で、このコンサートに向かっている。さらに、ミュージック・トラック社の協力で、ヤマハが1983年に発表した名器DX-7を軸とした、歴代のシンセサイザー群が用意され、往年のシンセサイザー・サウンドがSHIBUYA-AXに轟き、デジタル・シンセサイザーの原点から見つめてきた渋谷店に相応しい、そんなコンサートにもなるはずだ。

この、決して再演は行われない、最初で最後の、ヤマハ渋谷店と共に歩んできたミュージシャン達の決起による<さよならヤマハ渋谷店コンサート>。多くの人たちの記憶の中に、渋谷店の記憶と共に残るようなコンサートに足を運び、その目と耳で渋谷店の歴史を思い返し、その最後を見届けよう。なお、当日はインターネット有料配信も予定されている。詳しくは公式サイトで発表される予定だ。行けない人はこちらもお楽しみに。

<イベント概要>
日時:2011年1月19日(水)18:30開場 19:00開演
開場:SHIBUYA-AX
チケット発売中

<出演者>
大澤誉志幸(Vo,Gt)、小坂明子(P,Vo)、サンプラザ中野くん(Vo)、中西圭三(Vo)、吉田美奈子(Vo)、ホッピー神山(Key)+福岡ユタカ(Vo)、坂本朱(Vo)、島村英二(Ds)、岡沢章(B)、後藤次利(B)、斉藤英夫(Gt)、椎名和夫(Gt)、古川望(Gt)、松井五郎(Lyric)、松下誠(Gt,Cho)、松原正樹(Gt)、倉田信雄(P,Key)、山川恵津子(Key,Cho)、氏家克典(Key)、篠田元一(Key)、福田裕彦(Key)、松武秀樹(Syn)、小川文明(Key)、向谷実(Key)、宮崎隆睦(Sax)、DJ TARO(DJ)、弦一徹グループ(Strings Section)
※出演者は変更になる場合あり。

◆イベント公式サイト
◆BARKS 楽器チャンネル

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