LUNA SEA、東京ドーム公演2日目は5万5000人の熱量が爆発する聖夜

ツイート

「今夜は、新曲を。昨夜とは違う曲です。まぁ、俺たちも10年間サボってたわけじゃないんで。Next song…Maria!」

「IN SILENCE」からスタートしたアンコールでは、前日に披露された楽曲とは違う新曲も披露された。LUNA SEAらしい壮大なミディアムロックが始まると、オーディエンスはその音を、RYUICHIが歌うフレーズひとつを聴き逃さないよう、微動だにせずに曲に聴き入る。新しいLUNA SEA、これからのLUNA SEAが世間に生まれ出る瞬間に立ち会う者として、そこに必要なのは、その日、その瞬間に何があったかを心に刻みこむこと。まさにそんな情景だった。

ダブルアンコールで披露された「LOVE SONG」では、オーディエンスからも大合唱が発生。それに合わせるように、「Merry Christmas」の文字が正面のスクリーンに浮かび上がる。東京ドーム2日目の夜は、“聖夜”にふさわしいLUNA SEAの聖なる夜となった…と、終わるはずが、そうは終わらないのもまたLUNA SEA。騒ぎ足りないというメンバー、オーディエンスの声に応えるかのように「PRECIOUS...」そして「WISH」と、5万5000人の熱量を大爆発させて2日目は終わった。ちなみにラストソング「WISH」の際に発射された銀テープの量は日本一の本数だったそうだ。

なお、翌12月25日には、日本の音楽シーンに激震を走らせた無料GIG<LUNACY 黒服限定GIG ~The Holy Night~>が、同じく東京ドームにて開催される。このライヴへは、全世界29カ国(中には、現在内戦状態に陥っているイスラエルやグアテマラからも!)、および全国47都道府県から50万件以上の申し込みが殺到。当選確率は1/10で、申し込み初日の12月1日はチケット発券会社e-plusの回線がパンク。一日中サーバーがダウンする事態にまで発展した。

“LUNACY”が一夜限りの復活となるこの完全入場無料GIGで、彼らはどんなパフォーマンスを繰り広げるのか。その模様はBARKS LUNA SEAチャンネルで引き続きお伝えできるはずだ。

なお、東京ドーム公演初日の12月23日には、『LUNA SEA 20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT -to the New Moon- TOUR DOCUMENT』『LUNA SEA 20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT -to the New Moon- TOKYO DOME』『LUNACY 黒服限定GIG ~The Holy Night~』のライヴDVD&Blu-rayのリリースが発表された。リリースは2011年3月30日。

また2011年3月16日には、彼らのインディーズ1stアルバムを20年の時を越えて新たな命を吹き込んだ、セルフカヴァーアルバム『LUNA SEA』のリリースも決定。これについてLUNA SEAは、「当時の俺たちの音楽が、時代を超越するべき存在なのかどうかを証明したい。」という趣旨のコメントを発表している。

<LUNA SEA 20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT -to the New Moon- >
2010年12月24日@TOKYO TOME
1.Time Has Come
2.Dejavu
3.JESUS
4.END OF SORROW
5.SHINE
6.FACE TO FACE
7.gravity
8.RAIN
9.Providence
10.GENESIS OF MIND~夢の彼方~
11.Dr & BASS Solo
12.IN FUTURE
13.I for you
14.STORM
15.DESIRE
16.TIME IS DEAD
17.ROSIER
18.TONIGHT
EC1.IN SILENCE
EC2.Maria(新曲)
EC3.BELIEVE
EC4.LOVE SONG
EC5.PRECIOUS
EC6.WISH

◆BARKS LUNASEAチャンネル
◆LUNASEA avexオフィシャルサイト

この記事をツイート

この記事の関連情報