モータウン・シンガーのティーナ・マリー、死去

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アメリカのソウル・シンガー、ティーナ・マリーが日曜日(12月26日)、カリフォルニアの自宅で亡くなっているのが発見された。54歳だった。

マリーは1976年にモータウン・レコーズと契約。白人ではあったが、自身を「白い肌を持つブラック・アーティスト」と呼び、デビュー当時心配されていたのとは反対にブラック・コミュニティーからも「アイボリー・クイーン・オブ・ソウル」として支持され、「Lovergirl」「Ooh La La」などのヒットを飛ばした。

2005年にはアルバム『La Dona』(2004年)からの1stシングル「I'm Still In Love」でグラミー賞の最優秀女性R&Bヴォーカル・パフォーマンスにノミネートされている。2009年にリリースされた13枚目のスタジオ・アルバム『Congo Square』が最後の作品となった。

スポークスマンによると、彼女は就寝中に亡くなったものとみられ、娘がその死を発見したという。不審な点はないものの、死因を特定するため検視が行なわれるものとみられている。

アリシア・キーズ、レニー・クラヴィッツ、メアリー・J.ブライジ、ミッシー・エリオット、スヌープ・ドッグ、シーラ・Eら多くのアーティストが追悼の言葉を寄せている。

Ako Suzuki, London

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