ビースティ・ボーイズのMCA、癌を克服

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2009年に癌を公表したビースティ・ボーイズのMCAことアダム・ヤウクが18ヶ月の闘病後、無事、病を克服したそうだ。

バンド・メイトのマイクDがBBCラジオ1のインタヴューでこの吉報を伝え、「俺ら、本当にハッピーだ」と話した。彼らはこれを受け、新作『Hot Sauce Committee』のパート2を予定通り今春リリースするという。MCAの病気により制作が中断されたパート1(2009年9月発売予定だった)は「まだ遅れている」と言い、順が逆ではあるが、パート2が先にリリースされることになった。

また、ツアーに関しては「アダムの様子を見る必要がある」ため、現在のところ未定だそうだ。

MCAは2009年7月、左耳に癌性の耳下線腫瘍があるのを発見。すぐに手術を行なった後、インドで治療を受けるなど療養していた。その経過は順調で、2010年春にはレコーディングを再開したほか、ショート・フィルムも監督。ビースティ・ボーイズの出世作「(You Gotta)Fight For Your Right (To Party!)」(1987年)にインスパイアされ作られたというこの作品『Fight For Your Right Revisited』は2011年1月、サンダンス映画祭でプレミア上映される。

Ako Suzuki, London

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