Alice Nine、思いを爆発させるようなパフォーマンス

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Alice Nineが1月6日、バンド初の日本武道館公演を開いた。ステージではボーカル将が「まさにこの時、この場所イメージして作った曲をみんなに捧げます」と話した「Stargazer:」など22曲を熱唱。アンコールでは「オレたちの気持ちが詰まった曲」と新アルバム『GEMINI』(2月9日発売)に収録した「4U」を初披露した。会場では「4U」の<『ありがとう』君がいたから歩いて来れた>と歌う歌詞に涙ぐむファンの姿も見られた。

初の大舞台。ステージ上で円陣を組み気合いを入れた5人は、思いを爆発させるようなパフォーマンスで聴衆を圧倒した。将の「会いたかったぜ、僕らにとって新年は今日ですから」という呼びかけに8000人が熱狂。「光環」「FANTASY」などの曲では、客らが白いペンライトを振り、フロアに幻想的な光の波が生まれた。

前日、眠れなかったことを明かした将は「今すごく幸せです。本当にいい景色。今日のことは一生忘れないと思います」としみじみ。ベースの沙我(さが)は「楽しまないともったいない。すごい今、楽しいです」。ギターの虎は「6年間楽しみにしていました」。ドラムのNaoは「Alice Nine、また新しいスタートとなるライブになる」。ギターのヒロトは「いつか立ちたいと思っていた。今日は僕らが夢を見せたい」とそれぞれ思いを話した。

ステージは1月31日にWOWOWで放送されるほか、5月にDVDの発売が決定。4月下旬からは東京・大阪・宮城などを回る春ツアーを予定している。

取材・文●西村綾乃

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