北欧の妖精ヴィルデ・フラング、日本デビュー

ポスト
ヴィルデ・フラングが1月12日発売のアルバム『ヴィルデ・フラング シベリウス&プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲』で日本デビューを果たした。

◆ヴィルデ・フラング画像

ヴィルデ・フラングは、1986年ノルウェー生まれのヴァイオリニスト。10歳でオーケストラと初共演し、名指揮者マリス・ヤンソンスに見出され、既にロンドン・フィルハーモニー管弦楽団などの名門オーケストラとの共演も果たした逸材だ。現在最も評価されているクラシック・ピアニストであるマルタ・アルゲリッチも共演し、クラシック・ファンの間では日本デビューが待望されていた存在である。

アルバムでは北欧の生んだ最大の作曲家であるシベリウスと、ロシア生まれの早熟の天才プロコフィエフのいずれもヴァイオリン協奏曲を取り上げている。2011年3月の来日公演も決定しており、北欧の美しき妖精と呼ばれるフラングの、初めての日本公演を体験するチャンスだ。

<ヴィルデ・フラング来日公演>
2011年3月3日(木)
@東京:武蔵野市民文化会館
19時開演
ヴィルデ・フラング 無伴奏リサイタル
曲目:バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタより

2011年3月5日(土)
@東京:オーチャードホール
15:30開演
NHK交響楽団
指揮:アレクサンダー・リープライヒ
ヴァイオリン:ヴィルデ・フラング
曲目:シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47

2011年3月6日 (日)
@茨城結城市民文化センター大ホール
15時開演
NHK交響楽団
指揮:アレクサンダー・リープライヒ
ヴァイオリン:ヴィルデ・フラング
曲目:シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47

『ヴィルデ・フラング シベリウス&プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲』
2011年1月12日発売
TOCE-90179 2,800円(税込)
シベリウス
1.ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47 第1楽章:アレグロ・モデラート
2.ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47 第2楽章:アダージョ・ディ・モルト
3.ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47第3楽章:アレグロ・マ・ノン・タント
プロコフィエフ
4.ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品19 第1楽章:アンダンティーノ
5.ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品19第2楽章:スケルツォ、ヴィヴァーチッシモ
6.ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品19 第3楽章:モデラート
シベリウス
7.フモレスケ第1番ニ短調 作品87-1
8.フモレスケ第2番ニ長調 作品87-2
9.フモレスケ第5番 変ホ長調 作品89-3
ヴィルデ・フラング ヴァイオリン
ケルン放送交響楽団
トーマス・センデゴー指揮

この記事をポスト

この記事の関連情報