<LOVE FOR HAITI>にて、若旦那がハイチを想い熱唱

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20万人以上という死者、300万人の被災者を出したハイチ大地震からちょうど1年経った1月12日、SHIBUYA-AXにてライヴイベント<LOVE FOR HAITI FINAL STAGE>が開催された。このイベントは、MINMI、若旦那、Candle JUNE(キャンドル・ジュン)の3人が中心となり、ハイチ地震に対し、現地の復興のために自分たちでできることをしようということで始まったプロジェクト。

◆<LOVE FOR HAITI FINAL STAGE>、MINMI、若旦那、Candle JUNE画像

この日のライヴイベントは、MINMIの心のこもった歌唱から始まり、Chage、Metis、Leyona、河村隆一、小林武史、一青窈ほか、チャリティの主旨に賛同した多数のアーティスト達が、それぞれの想いを胸にパフォーマンスを繰り広げた。

イベント後半には、主催者のCandle JUNEがステージに立ち、「今回参加してくれたアーティストにリスペクトを贈りたいです。LOVE FOR HAITIに参加してくれたアーティスト、スタッフ、そして観客のみなさん、ありがとうございます。」と、一年にわたるLOVE FOR HAITIの活動を振り返る言葉を語り、同士の若旦那を呼び込んだ。

Candle JUNEからの呼びかけに応えるように、バンドの演奏にあわせて若旦那はステージ袖から張り裂けんばかりの声で歌唱をスタートさせた。

「いのち ~桜の記憶~」は、ハイチの地震をきっかけにつくった曲。「遠い国のことを想って曲を作ったら、一番身近な人を大切にしなければいけないということに気付いた。とにかく一番大事な人に、愛してるとかありがとうと伝えてください。」とMCで話したとおり、“もし自分が瓦礫の下で動けないような状況にいたら、命を与えてくれた両親に感謝をしたい!”という気持ちが込められている。<Thank you for パパ、 Thank you for ママ>という、ストレートな熱いサビには、会場に集まった多くのオーディエンスも共感。感動に感極まって涙する姿も見られた。

ハイチのために、遠く離れた日本で開催されたチャリティーライヴイベント。しかしこの会場、そして1年間にわたって多くのアーティスト、スタッフ、そしてオーディエンスとともに行なわれてきた<LOVE FOR HAITI>の愛は、物理的距離を越えて、地球の裏側まで間違いなく届いたであろう。なお、<LOVE FOR HAITI>での収益のうち、経費を差し引いた全額は、ジャパン・プラットフォームを通じて寄付され、ハイチ復興支援のために使われる。

若旦那の「いのち ~桜の記憶~」は、1月26日に配信シングルとしてリリース。

◆若旦那 オフィシャルサイト
◆<LOVE FOR HAITI>オフィシャルサイト

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