ムック、ヨーロッパ・ツアーいよいよ開幕

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2010年10月にリリースされた最新アルバム『カルマ』に伴うムックのツアー<ムック Tour 2011 "Chemical Palade" >が、1月15日からいよいよヨーロッパ・シリーズに突入。初日のモスクワからレポートが到着したのでお届けしよう。

◆ムック<“Chemical Parade” in EURO>画像

今回のユーロ・ツアーは、モスクワ、フィンランド、ハンガリー、ドイツ、フランスの5カ国で、いずれもキャパ1,000名を超える6会場で繰り広げられる。

公演前日のモスクワ移動中には、トランジット先のドイツで航空機の機体不良のために空港で数時間待たされるトラブルに遭遇しながらも、何とか無事に到着したメンバーは長旅の疲れも見せず会場入りし、ヨーロッパの空気を確かめているようにも見える。

初日となるモスクワ「Tochka Club」は、夜はクラブとして営業するかなり大規模なスペースで “Chemical Palade in Euro”を体感するには最高の環境でのスタートとなった。空模様は時々雪が舞う曇り空、気温は昼間にもかかわらす温度計は-5度を指す。さすがに会場内は心地よい温度だが、氷点下の中、会場付近には既にロシアのムックファンが集まっている。

開場と同時に流れ込んできたファンは、登場を待ち切れないのか開演の1時間以上前から「ムック」コールやメンバーの名を叫んでいる。ちなみに、ロシアの人たちは発音がしにくいのか、「ムック」を「モッコ」と言っているように聞こえた。

そして午後8時30分、いよいよライヴがスタート。出だしから今ツアー定番の楽曲が怒涛の勢いで演奏されると、会場は既にMAX状態の盛り上がり。明らかに日本とは違う盛り上がり方を見ていると、海外でムックの音楽がこんなに受け入れられていることへの驚きと同時に、音楽のすばらしさを感じられる。

ユーロツアー用にアレンジされたセットリストの掲載はここでは控えるが、最近ではなかなか聞けない曲などを織り交ぜながら海外のノリを意識したつぼを得た流れで、ここでも国内と海外の違いが垣間見れた。

始まったばかりのユーロツアーは続くが、日本に戻り5月の武道館2DAYSでファイナルを迎える“Chemical Palade”が、ユーロツアーを経てどんな形に進化するのか非常に楽しみな夜となった。

<ヨーロッパツアー “Chemical Parade” in EURO>
2011/1/15 Tochka Club / Moscow (Russia)
2011/1/17 Nosturi / Helsinki (Finland)
2011/1/19 Diesel / Budapest (Hungary)
2011/1/20 Backstage / Munich (Germany)
2011/1/22 Zeche / Bochum (Germany)
2011/1/23 Elysee Montmartre / Paris (France)

<TOUR “Chemical Parade” FINAL>
2011年5月21日(土)日本武道館
OPEN 16:00 START 17:00

<MUCC history GIGS 97~11>
2011年5月22日(日)日本武道館
OPEN 14:00 START 15:00
◆チケット詳細&購入ページ
◆オフィシャル・サイト

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