スマイレージが2011年の野望を激白した「ショートカット」PV撮影の裏側

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スマイレージが2月9日にニューシングル「ショートカット」をリリースした。今回の楽曲は、本人たち曰く“アイドルらしい曲”。ミュージックビデオもすでに公開されているが、今回も撮影現場の裏側に潜入したので、その模様と、絶好調だった2010年に引き続き、2011年もまた野望に燃えるスマイレージのインタビューをお伝えしよう。

◆スマイレージ画像@『ショートカット』ミュージックビデオ撮影密着

2010年の年末に行なわれた「ショートカット」のミュージックビデオ撮影。年末といえば、スマイレージは『第52回 日本レコード大賞』の新人賞ノミネート(まだ「最優秀新人賞」受賞前)や年始のハロー!プロジェクトの新春公演のリハーサル、さらに週末のイベントを抱えるなど多忙な時期。にもかかわらず、この日もいつもと変わらないテンションで朝から元気いっぱいだ。

午前中は、冬を通り越して一気に春がやってきたかのように花が咲き乱れたワンピースでの撮影。ミュージックビデオでいうと、地球外のどこかの星の上(月面?)で、地球をバックに大宇宙に目を輝かせるシーンだ。この手の映像の場合、クロマキーで撮影し、映像編集段階で背景を合成するのかと思いがちだが、今回の作品では、セットに宇宙空間に浮かぶ巨大な地球の絵を用意。この背景が、本当にスマイレージのメンバーが宇宙にいるかのような錯覚を覚えるほどの臨場感で、フレームの中で演技をするメンバーにも効果的に働いているようだった。

ところで、今回、スマイレージにとって大きな変化があった。そう、メンバー全員が楽曲タイトルに合わせてショートカットにしたのだ。「でも“ポニーテールといえばあやちょ”なので、ポニーテールができる長さにしました。」と、話していたリーダーの和田彩花も、自分のショートカット姿には満足そうだ(もっともショートカットがよほど気に入ったのか、のちに彼女は、ポニーテールができないくらいの長さまで髪をカットした)。

宇宙に浮かぶ地球をバックにしたシーン撮影後は、ソロカット撮影を経てセットチェンジ。ソロカットの撮影はひとりずつとはいえ、メンバーはこの間に昼食を取ったり取材を受けたり、また次の撮影シーンの振りをチェックしたり、ビデオに差し込まれる絵を描いたりと常にフル回転。普段、スマイレージとはステージ上や、テレビ、ラジオ、雑誌やWebなどメディアを通して接することが多いと思うが、そんな瞬間の裏側に、見えていない部分での彼女たちの頑張りがあることをあらためて気付かされる瞬間だ。

というわけで、そんな大忙しのスマイレージだったが、BARKSもこのタイミングで話をうかがうことができた。
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